九州は新幹線や道路網の開通で経済の一体化が進んでいる。われわれが強みとする企業顧客も九州全域に広がっている。そうした中で十八銀行との統合で収益力を高め、その余力でもって地域経済の発展に貢献していく。
(ふくおかフィナンシャルグループ傘下の)親和銀行と十八銀行は、長崎県内の同じような所に多くの店舗を構えている。それらを統廃合してコストを削減し、そこで増える利益を地域経済がプラスになるようなところに振り向けていく。地域の再開発の取り組みや、事業承継で問題を抱えているような企業へのソリューション営業などにより多くの人員や資金を使いたい。
両行の合併で、離島などで銀行が1行しかないような地域が出てきて不安を抱く取引先がおられることは理解している。だが、寡占状態になったからといってわれわれが貸出金利を引き上げたり、顧客へのサービスを低下させたりしたらどう評価されるか。
過去の統合では再生に全力
銀行でいちばん大事なのは信用だ。顧客にとってプラスでないことを統合が実現した後にやると、今まで築き上げてきた信用を一気に失う。顧客からの信用を勝ち取れなければ生き残れない。よりいっそう信用してもらえるようにやっていく。(2007年に)親和銀行と経営統合したときも、同行の取引先の再生を全力で行い、資金もずいぶん投下した。
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