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ビジネス #大再編、金融庁、フィンテック

ブロックチェーンが金融業を破壊する 野口悠紀雄氏に聞くデジタル通貨の衝撃

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早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問 一橋大学名誉教授 野口悠紀雄
のぐち・ゆきお / 1940年、東京生まれ。東京大学工学部卒業後、大蔵省入省。72年、米イェール大学で経済学博士号を取得。(撮影:尾形文繁)

ブロックチェーンの登場によって、この先、民間銀行が消えても不思議はない。銀行だけでなく、証券、保険を含めた金融業全体に影響が及ぶだろう。インターネットの普及で通信コストが世界規模で劇的に下がり、従来型のメディアが破壊的な影響を受けたのと同じことが、金融業でも起こりうる。

ブロックチェーンとは、電子的な情報を記録する新しい仕組みだ。管理者が存在せず、自主的に集まったコンピュータが運営しており、そこに記された記録が改ざんできないという特徴がある。2009年に仮想通貨ビットコインの運用が始まった際に、技術の応用が始まった。

銀行の人員削減は待ったなし

資金を必要とする側と供給する側を結び付ける金融業は、情報の仲介を主たる業務としている。中間に極めて多くの人が介在する形となっているが、ブロックチェーンはそれらの仲介者なしに、資金の出し手と受け手を直接的につなげることができる。その結果、金融業にかかわるほとんどの職は将来的にブロックチェーンに代替される。

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