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関係構築をどう進める、安倍政権の次の一手 日本政府・外務省はクリントンに肩入れした?

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  • 歳川 隆雄 『インサイドライン』編集長
内閣改造後の9月に訪米した安倍首相はトランプ陣営の有力者と会談していた(ロイター/アフロ)

すべては安倍晋三首相のニューヨーク滞在中に始まった──。

首相は9月18日午後(米東部標準時間)、国連総会出席のためJFK国際空港に到着した。ザ・キタノ・ニューヨークで一泊し、翌19日午前に名門ホテル、ザ・ピエールで開催される対日投資セミナー出席のためたつ直前のことである。

今井尚哉首相秘書官(政務)に対し、大至急東京に連絡を入れるよう指示したのだ。相手は財務省の国際畑の責任者、浅川雅嗣財務官である。

実は安倍首相は訪米前から、米大統領選挙で民主党候補のヒラリー・クリントン氏が共和党候補のドナルド・トランプ氏に追い上げられていることが気掛かりだった。

9月に入ったときは「クリントン優勢」から一転し、トランプ氏の追い上げが明らかになっていた。CNNのテレビ調査(9月1~4日実施)では、トランプ氏が初めてクリントン氏を1ポイント逆転した。

各メディア世論調査を集計・分析する「リアル・クリア・ポリティクス」が17日に発表した数字は、クリントン氏44.9%、トランプ氏39.9%であった。ただロサンゼルス・タイムズ紙の調査(9月20~26日実施)では、トランプ氏が3ポイントリードしている。

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