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「アイシン九州がそんなに重要とは知らなかった」。トヨタ系の中堅部品会社の幹部はため息をついた。
熊本地震を受け、トヨタ自動車は4月15日から23日にかけて、国内のほぼすべての完成車工場で、段階的に稼働を停止した。福岡県の子会社工場は、14日夜の地震で従業員にも設備にも被害は出なかったが、15日以降、再開できていない。系列部品会社であるアイシン精機の子会社、アイシン九州(熊本市)の工場が損傷、部品供給が止まったからだ。
ただ、ある意味で、ここまでは想定内。問題は、トヨタの稼働停止が九州だけでなく、愛知県や東北まで広がったことだ。アイシン九州の生産するドア部品がトヨタの国内向け車両のほとんどに採用されていることが影響を大きくした。復旧作業を進めるが、度重なる地震でメドは立っていない。代替生産体制を整えたうえで、25日以降に順次再稼働する。
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