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ジャンク債危機はパリバショックの再来か 緊急講義1

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  • 村木 正雄 ドイツ証券 グローバル金融ストラテジスト

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信用力が低い反面、利回りが高いジャンク債は、金融危機後に先進国の投資マネーが向かった商品の一つだ。だが、資源安と米国の利上げを前にして変調を来している。その原因と影響の波及シナリオについて、いち早く警鐘を鳴らしてきた金融ストラテジストが解説する。

Question1 なぜジャンク債が注目されている?

一般的にダブルB以下の低格付けの企業が発行する債券をジャンク債(ハイイールド債)、借入比率が高水準であるなど財務レバレッジの高い企業が調達するローンをレバレッジドローンと呼ぶ。

現在、原油を代表とする資源価格が大幅に下落しており、これが原油・ガス、金属・鉱業などのセクターでの企業業績悪化につながると懸念されている。特に注視されているのがシェール関連企業、ブラジルなどの資源関連企業の業容悪化だ。この中から、発行している社債や借りているローンの償還・返済ができなくなったり利払いが滞ったりしてデフォルト(債務不履行)を起こす企業も増加することが予想されている。

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