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日本の「リベラル派」が迷走する本当の理由 保守論客がリベラル派を一喝

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「リベラル派」といえば、「保守派」との対比で用いられる。最近の安全保障をめぐる論争においては、集団的自衛権の行使を容認する安倍政権を支持するのが保守派で、それに反対するのがリベラル派とされる。

経済の分野において、保守派は、特に1980年代以降、新自由主義と結び付いてきた。これに対してリベラル派は、少なくとも冷戦期においては、社会民主主義に近かった。もし保守派が新自由主義で、リベラル派が社会民主主義だというのであれば、両者の対立軸は安全保障においてと同様に明瞭であったろう。しかし、この対立軸が今日ではほとんど消滅しかけているのである。

本来「リベラリズム」とは、各個人が他者による不当な妨害を受けることなく、自分固有の価値観を追求することができる社会を理想とする政治思想のことを指す。その中核的な理念は、個人の自由の尊重や多様な価値観に対する寛容の精神である。したがって「リベラル」派は必ずしも「左翼」ではない。

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