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米国が抑え込みに本腰 南シナ海での人工島建設

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  • 小原 凡司 笹川平和財団上席フェロー
南沙(スプラトリー)諸島での中国による人工島建設を上空から監視する米海軍P-8A哨戒機のクルー(ロイター/アフロ)

東シナ海で、中国が新たに海洋プラットホームを建設していることが注目されている。これに比べると、南シナ海で今起きていることは遠い話のように思えるかもしれない。だが中国は、南シナ海でのパトロールを検討する日本を牽制するために、東シナ海での活動を活発化させているとも考えられるのだ。日本にとってひとごとではない。

「You Go!(出ていけ!)」 

5月20日、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島上空を飛ぶ米海軍のP-8A哨戒機に対し、中国側の何者かがイラついた声をぶつけた。その様子は、同乗していた米CNN取材班によって、世界に向けて報道された。この日、中国はこの米軍機に、計8回も警告を発している。

米軍機を呼び出す際に、無線の声の主は、「こちら、中国海軍、中国海軍……中国コーストガード」と名乗った。海軍とコーストガードを、混同してしまっている。

無線の声の主は、どうも中国海軍ではないようだ。本当にコーストガード(海警局)なのかもしれないが、どちらでもないのかもしれない。後者だとすれば、極めてレベルの低い者が対応していることになる。

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