成長期待分野への足掛かりをつけた格好だが…。

(週刊東洋経済2月16日号より)
武田薬品工業が、4日、世界最大のバイオ医薬品メーカー・米アムジェンの日本法人を買収すると発表した。
組み換えDNAや細胞融合などバイオテクノロジーで作られたバイオ医薬品は現在、国内製薬によるM&Aの主要テーマの一つ。エーザイのMGIファーマ買収、キリンホールディングスの協和発酵工業買収も主たる狙いはこれだ。
武田はアムジェンの持つパイプライン(新薬候補)から13品目の導入契約も結んだが、抗ガン薬「モテサニブ」以外はガン、炎症、疼痛領域における抗体医薬などのバイオ医薬品。成長期待分野への足掛かりをつけた格好だ。契約一時金総額は3億ドル(約320億円)、さらに今後の開発進捗過程で最大8・8億ドル(約936億円)等を支払う。
この記事は有料会員限定です
残り 130文字
