顧客のゴールを見据え
革新的な商品と多彩な戦略を提供
ニューバーガー・バーマン株式会社
米国の公的年金の運用受託で培った
ノウハウと経験を提供
国内では、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の改革の動向などが注目されている。
「小規模な運用を行うベビーファンドの設立なども提言されているようですが、そのようなベビーファンドと運用会社が戦略的なパートナーとして運用していくような仕組みができればすばらしいことです」。
大平社長によれば、米国の公的年金では、「ストラテジックパートナー」として、複数の運用会社を選定し、数%程度の一定額の運用を任せるとともに、その中で得られた投資アイデアをインハウスの運用や人材開発に活用していくという手法がみられるようになっているという。ニューバーガー・バーマンは、米国のテキサス州教職員退職年金基金(TRS)のストラテジックパートナーにも選ばれているというから、そうした取り組みでも評価されていることがうかがえる。
「米国の公的年金で培ってきた経験やノウハウを日本の年金基金の皆さまにも提供していきたいと考えています」と大平社長は力を込める。
前述した先進的な商品のほか、たとえば債券だけでも、プライベートデット、短期ハイイールド債券、短期エマージング債券、マルチインカム債券など、多彩な商品でインカム戦略に応えられるのが同社の強みだ。株、債券、オルタナティブからマルチアセット運用に至るまで幅広く戦略を提供できる運用会社は、世界でも豊富に存在する訳ではない。
「お客様のリスク許容度に応じて、最適な戦略を提案します。長期にわたりお客様のパートナーになりうる運用会社として、ぜひ選択肢の一つに加えていただきたいと願っています」(大平社長)。