ガス冷房で節電しながら
省コスト・省エネで快適なオフィス
東京ガス
テナントのニーズに応えるために
ガス冷房の導入を選択
オフィスにおける電力消費量の大半を占めるのが冷暖房だ。その冷暖房をガスに替えることで、大幅な節電が可能になるとともに、省コスト・省エネが実現する。これらのメリットが評価されているガス冷房は、六本木ヒルズ、東京ドーム、国立科学博物館などの大型施設をはじめ、中小規模のオフィスビルや商業店舗、学校、福祉施設などでも採用が進んでいる。
実際に、ガス冷房を活用しリニューアルを行った企業に話を聞いた。
株式会社麻業会館は、麻に関連する企業の出資により創立された。同社が管理・運営を行う「麻業会館」は1975年に竣工した8階建てのビル。地下鉄人形町駅から徒歩3分という好立地であることから、最近では、麻業関連企業のみならず、IT関連企業や広告代理店などのテナントも入居しているという。
取締役支配人の広瀬伸明氏は、「さまざまなテナント様に入居いただくことでニーズも多様化しています。しかし、設備が老朽化していたため、これらに応えることが難しくなってきていました」と話す。
たとえば、空調の24時間対応などもその一つだ。かつては、テナントごとに空調の個別対応ができず、ビル全体で20時までしか稼働させることができなかったのである。
空調システムの更新が喫緊の課題となっている中、「コストを抑え、テナントの要望にもきめ細かく応えることができる」(広瀬氏)として、同社が選んだのが東京ガスのガス冷房(ガスヒートポンプ、以下GHP)だった。