NHK出版の「ポケット語学」が"使える"理由 NHK英語講座のコンテンツを学び尽くす!
定額サブスクリプションでコンテンツは順次追加される
「ポケット語学」をNHK出版と共同で開発したLink−Uは、サーバーインフラ技術、データ処理技術、コンテンツ処理技術などに強みがある。「同社の協力により、専用のコンテンツデータベースを開発。画像や音声など多様なコンテンツをスムーズに利用できることに加え、使い勝手のよいUI(ユーザーインターフェース)も目指しました」と大久保氏は紹介する。
実際に操作してみると、大久保氏の話にも納得がいく。例えば会話文の学習では、テキスト表示も音声再生も1つの画面で操作できる。「フレーズごと」「通し再生」いずれも1タップで可能で、通し再生では、音声に連動してテキストがスクロールする。このほか、「文字表示」(英語のみ・日本語と英語・日本語のみ)、「音声再生速度」(遅め・標準・速め)、「ミュート」(話者の選択が可能)などのカスタマイズもできる。まさにスマホ1台あれば、いつでもどこでも学習できるアプリだ。
現在配信している3つの講座は「ラジオ英会話」の高校英語レベルから「実践ビジネス英語」の上級レベルまでカバーしている。「これから英語を学ぼうとする人はもちろんのこと、すでに出張や会議で英語を使っているような人でも、きっと手応えを感じていただけると思います」と大久保氏は自信を見せる。むろん、日頃NHK英語講座に親しんでいる人も、久しぶりにNHK英語講座をやり直したいという人も、便利に使えるだろう。
気になる利用料金だが、「ポケット語学」サイトからの申し込みで月額1,078円(税抜980円)となっている。定額で3講座とも全機能が使えるサブスクリプション方式で、年払いなら年額10,780円(税抜9,800円)とさらにお得だ。人気の3講座のテキストとCD音声を個別に購入するのに比べればかなり割安であることは間違いない。「さらに今後、これらの講座の複数年度のコンテンツを追加予定。またほかの英語講座のコンテンツも配信を検討中です」(舘谷氏)というからうれしい。
初回無料体験もできるので、使い勝手のよさや学習効果を試してみるとよいだろう。公式Twitterアカウント(@pocket_gogaku)ではサンプル問題やお得情報などを発信しているので、併せてチェックをお勧めしたい。