働き方改革の潮目を変える「精算革命」が起きる やる気と時間を奪う経費精算の負担を最小限に

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いつかはやらなくてはいけない交通費精算。会社では働き方改革が推進されているのに、手間のかかる作業を強いられているビジネスパーソンも少なくないのではないだろうか。

現場の社員など、申請者が立て替え精算の入力作業に多くの時間をとられてしまうだけでなく、上長にとっては承認作業が発生し、経理部では煩雑なチェック作業や振り込み作業に追われる。仮に少額の交通費精算だったとしても、社員の貴重なリソースが割かれてしまっているのが現状だ。

現在、さまざまなITサービスが登場して、この無駄を減らすことができるようになってきているが、例えば精算システムとICカード連携ができるサービスにしたところで、結局なんらかの形で申請しなければならない。

この状況に一石を投じるのが、NTTコミュニケーションズが提供する交通費精算不要化サービス「Smart Go」だ。交通費精算を「効率化」するのではなく、立て替えも申請も完全に「なくす」ことを目指したサービスだ。

この「Smart Go」はモバイルSuicaへのチャージをコーポレート・カードで行えば、そのまま経費として差し引かれるという優れもの。そのサービスにはいったいどのようなメリットがあるのか。またどんな機能が備わっているのか。実際に「Smart Go」を導入した映像制作会社大手のイースト・グループ・ホールディングスの事例を紹介しよう。同社では、「Smart Go」導入により作業時間がどれくらい削減されるのか、具体的に試算を行っているのでぜひ参考にしてほしい。