実態調査が示すセキュリティー事故の最新動向 急増する被害と事故内容の変化とは?
業務革新と競争力強化はセキュリティー対策から
企業の情シス担当者が最も頭を悩ませているのは、セキュリティーに関する啓蒙だという。ただ単に、勉強会を実施して禁止事項を説明するのではなく、「セキュリティー事故が発生すると利便性の高い環境を維持できなくなる」と、具体例を挙げて説明し、ユーザー自身の業務への影響を認識させるようにするなど工夫が必要だ。
また、いくらセキュリティー対策をしていても、企業のロイヤルティーや倫理観を向上させなければ、事故を水際で防ぐことはできない。
ここで紹介してきた、「知っていれば防げたかもしれない」という事故を起こさないことや、事故発生後の対策も重要で、そのような意味において、「セキュリティー事件簿」としてケーススタディーをまとめることには意義がある。
デルはさらに、セキュリティー事故の脅威にさらされている企業に対し、ランサムウェア対策に必須のOSアップデートはもちろん、多岐にわたるソリューションを提供し、事故対策を支援している。
例えば、最新型のビジネスノートパソコン「Latitude 7400 2-in-1」は、電源ボタン内蔵の指紋リーダーと顔認証が搭載されており、ログインまでの時間を大幅に短縮する。
Intel® Context Sensing Technologyで実現されるPC近接センサーによって、ユーザーがPCに近づくと顔認証されてスリープから自動的に復帰し、離れると自動的にロックする。
これらは、パスワード解除の煩わしさから解放するだけではなく、人的ミスを最小限にとどめることで、セキュリティーと生産性を同時に高めることができる。
また、ビッグデータとAIを駆使して高い検知能力を発揮する「CrowdStrike」を展開。既知のものはもちろん、未知の脅威・攻撃からもエンドポイントを守ることができるだけではなく、脆弱性の可視化に優れ、運用負荷も極めて小さいことも特徴である。
さらに、グループ企業のセキュリティーベンダーであるSecureworks社のマネージドサービスを組み合わせると、脅威に対する対処を迅速かつ適確に実行でき、専門家がいなくてもセキュリティー対策を総合的に推進することが可能だという。
「多くの企業で働き方改革が推進される中、複数拠点でのクラウド利用やデジタルトランスフォーメーションが重要な経営課題となっていますが、セキュリティー問題が足かせになって、前に進めない企業が少なくありません。つまり、企業にとってセキュリティーはリスク対策にとどまらず、業務の革新を進めるためには不可欠で、競争力強化という意味でも対策を取る必要があるのです。われわれは今後も、お客様と向き合い、適切なソリューションを提供することで、企業の成長に貢献したいと考えております」
第9世代インテル® CoreTM vProTM プロセッサー・ファミリー搭載PCにアップグレードして、Windows 10への移行を最適化
Windows 10への移行時に、第9世代インテル® Core™ vPro™ プロセッサー・ファミリー搭載PCにアップグレードすれば、生産性もセキュリティーも手に入れることができます。
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