「健康経営」導入に悩む企業注目のフィンク

従業員と組織課題にトータルアプローチ

FiNC Technologies(フィンクテクノロジーズ、以下FiNC)は、2018年6月に経済産業省のスタートアップ企業支援プログラムJ-Startup、3年連続で健康経営優良法人(ホワイト500)にも認定されたほか、50以上の特許を取得、累計100億円強の資金を調達するなど成長を続けている。健康経営や労働生産性向上への意識が高まる中、注目を集める法人向けサービス「FiNC for BUSINESS」について、同社ウェルネス事業本部ウェルネス経営事業部長の長田直記氏に話を聞いた。

企業が抱える健康経営の課題とFiNCの提言とは

健康経営に取り組む意義やその重要性については、広く認識されているが、実際にその成果を出せず、悩んでいる企業は少なくない。一体なぜなのだろうか。長田直記氏はこう語る。

ウェルネス事業本部
ウェルネス経営事業部長
長田 直記氏

「多くの企業が抱える健康経営の課題としては、第1に実態の把握が不十分であることが挙げられます。例えば、数値での表面的な把握だけに終始し、それで実態を把握していると認識してしまうケースなどがそうです。第2に、実態が把握できていたとしてもそれに対する適切な解決策が立てられていない。そして第3に、解決策を立てられたとしても、従業員一人ひとりの行動を変容することができなければウェルネス企業への変革は難しいということです」

FiNCではこうした課題を解決すべく、これまでのサービスとは一線を画す「FiNC for BUSINESS」を提供している。「FiNC for BUSINESS」は、健康経営を実現させ、個々人の仕事のパフォーマンスを最大化するために実態を把握。必要な課題の発見から、解決策の提示、さらには行動変容を促すオールインワンサービスで、健康経営の新たなプラットフォームとして急速に活用が拡大しているのだそうだ。

パッケージに含まれる個別サービスも幅広い。まず第1の課題である、実態の把握においては、「FiNCウェルネスサーベイ」が有用だという。

「こちらのサービスでは単に数値を把握するだけではなく、事前に精緻に組み上げられた質問を用意、回答者は自然な流れの中でそれに回答します。その結果はロジカルに集計され、ライフサイエンティストや専門家が監修し、事業パフォーマンスを支える主要要素ごとに可視化されます」

「FiNC ウェルネスサーベイ」の結果は、誰でも見やすくわかりやすいのが最大の特徴だ。健康状態の把握・維持につながっているという

「FiNCウェルネスサーベイ」では、このほかにも生産性を数値化したり、健康不調による企業損失額など投資対効果をわかりやすく提示している。また、労働時間、人事考課データ、通勤時間など多様なデータと掛け合わせることで、仕事のパフォーマンスと生活習慣との関係性を見る試みも推進しているそうだ。

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