人生100年、夫婦円満寿命を延ばすコツ

仲の「いい夫婦と悪い夫婦」の違いはどこに?

夫婦関係が崩れてしまう原因は、さまざまあるけれど・・・・・・

人生100年時代。長い人生を幸せに過ごしていくためには、何が大事なのか。「お金」や「健康」を挙げる人もいるだろう。確かにそうだ。でも、それだけでいいのか? 何か、忘れていることはないだろうか。そう、人は皆、独りでは生きていけない。孤独という魔物を退けるには、良好な人間関係が必要だ。既婚者であれば、最も長く時間を共にするのは配偶者のはず。夫婦が寄り添い、仲むつまじく暮らす「夫婦円満寿命」を延ばすことは、お金や健康の寿命を延ばすことと同じくらい大切だ。

はたして「夫婦円満寿命」を保つコツなんてものがあるのだろうか。夫婦修復カウンセラーの鈴木あけみ氏は「夫婦のルールをきちんと共有していくことが重要」と説く。夫婦のルールとは、家事分担や子育て、お金の使い方、親との関係、休日の過ごし方はもとより、基本的なマナーや相手への思いやりなどの、言動や態度・価値観までもきちんとすり合わせて、共有すること。これが夫婦円満の秘訣だそうだ。

「夫婦関係に不満あり」の夫婦は、どのくらいいる?

なるほど。でも、世の中にどれほど円満夫婦が存在するのか。自分と配偶者の間柄は円満と言えるのか。ちょっと気になるところだ。

実は、こうした現代の夫婦事情を明らかにしたアンケートがある。2019年3月に30〜59歳の既婚男女1200人超を対象に、マンダムがインターネットを介して行った「夫婦円満寿命に関する意識調査」だ。

これによると夫婦関係に「全く不満のない」夫婦は25.6%。7割以上が「夫婦関係に不満あり」と答えている。この結果に、ホッと胸をなで下ろした人も多いのではないだろうか。ほかにもアンケートでは、夫婦関係への不満の有無でギャップが表れる生活シーンを紹介している。

1. 「いってきます」の言い方にギャップが表れる

例えば、あいさつ。「妻との『いってきます』『いってらっしゃい』のあいさつであてはまるものは何ですか?」という設問に対して、顔を見てあいさつするのは夫婦関係に不満がない夫で57.7%、夫婦関係に不満がある夫で42.0%と、15.7ポイントもの差がついているのだ。

先に出て行く方が玄関先から「いってきます」、部屋の中から「いってらっしゃい」というあいさつの仕方は、夫婦関係に不満がない夫9.9%に対して、夫婦関係に不満がある夫22.4%。夫婦関係に不満を抱えている夫の5人に1人が顔を合わせず、家の中で毎朝お互いが顔を見ずあいさつをしているということだ。

この結果だけを見ても、人生100年時代を夫婦仲良く過ごせるのか? 熟年離婚という言葉が、妙にリアリティーを持って感じられてくる。

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