行為ではなく成果に対価を支払う英語研修 英会話レッスンの概念を変える

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レッスン、コンサルティング、スピーキングテスト含め、すべての学習はオンライン上で実施される
企業にとって、英語のできる社員の育成が重要な経営戦略の1つとなっている。むろん多くの企業で何らかの研修プログラムを用意しているだろうが、なかなか「使える英語」を身に付けさせることができないという声も多い。そうした中、オンライン英会話事業の先駆者であるレアジョブから、短期間でスピーキング力の向上を保証※1する「レアジョブ英会話スマートメソッド®コース」(以下、スマートメソッド®コース)が企業向けに登場して評判だ。その秘密はどこにあるのか。

言語能力の国際指標を基にスピーキング力を向上させる

Chief Quality Officer/
最高品質責任者 執行役員
クオリティ管理部 部長
下又 健

「『スマートメソッド®コース』のサービスを開始したのが2018年10月です。すでに卒業生を出していますが、ほとんどの方がスピーキングレベルを2以上アップさせています。想定以上の結果が出ており、プログラムの内容に改めて自信を持ちました」と話すのはレアジョブ 執行役員で「スマートメソッド®」の開発者である下又健氏だ。

受講者本人はもちろんのこと、受講者の勤める企業の上司や人事担当者からも「ここまで成果が出るとは思わなかった」という声が多いという。「スマートメソッド®コース」は既存の英語研修とはどのような点が異なるのだろうか。

「本コースは、英語を話せるようになる為の必須要素がすべて網羅されています。必要要素は3つあり、『レッスンの中で話すべき発話の質(内容)』『発話の量(頻度×時間)』『受講者のモチベーション維持』です。その中でとくに、『レッスンの中で話すべき発話の質(内容)』を徹底的に体系化するために、語学のコミュニケーション能力別のレベルを示す国際標準規格であるCEFR※2の評価の観点を研究してきました。その結果、『英語を話す』ことを評価できるプログラムになっており、評価が確実にできるからこそ、成果保証が可能になりました」と下又氏は話す。

4カ月でレベルアップを保証するオンライン完結型レッスン

「忙しいビジネスパーソンの方に受講していただく以上、短期間で効率的にスピーキング力を伸ばすことができるプログラムを開発することが大切だと考えました」と下又氏は振り返る。

「スマートメソッド®コース」の特長は、約4カ月(16週)という「卒業」までの期間が区切られていること、そして卒業時にはレベルが1段階以上アップすることを「保証」※1していることだ。というと、毎日3〜4時間もの学習を強いられると考えるかもしれないが、そのような心配はない。商品開発チーム チームリーダーの深井朋子氏は次のように紹介する。

事業企画部 商品開発チーム
チームリーダー
深井 朋子

「毎日50分のレッスンで、発話の量と質は担保します。そのうえで週末にはホームワークとテストがあり、進捗を週単位で確認し、毎週小さな目標をクリアしてもらうことで、最終的に確実なレベルアップを保証しています」

レッスンやコンサルティングはすべてオンラインで完結する。働きながらでも無理のない範囲でスピーキング力を高められるのはうれしい。しかし何よりうれしいのは、やはりレベルアップの保証だろう。レベルはCEFRの日本版であるCEFR-Jを基に段階があり、例えばレベル4の人が何回も言葉に詰まりつつやっと話す内容が、レベル5になると考え込まず、スムーズに話せるようになり、レベル6になると単語や表現の幅も広がり、レベル7だとなじみのない話題でも英語で考えながら話せるようになるという。同じ「英語を話せる」でもレベルが1つ違えば実務での役立ち方は雲泥の差だ。英会話教室に1年間通っても、このような明確な差を感じられなかった方も多いのではないだろうか?

1ランクの違いの大きさがよくわかる実例動画
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