スマホパケット容量不足は子ども間格差に?

現実と乖離?高校・大学生のスマホ最新事情

2019年10月、ついに消費税が8%から10%に増税される。上半期のうちに、早めに家計の見直しをしたいと考えている人は多いだろう。とりわけ、何かと出費が多い高校生・大学生の子どもがいる家庭ではスマホ料金が気になるはずだ。

最近、高校生・大学生のスマホ利用実態が変わってきているのはご存じだろうか。NTTドコモが高校生・大学生を対象に実施した2018年12月の調査によれば、学校の友人と会話をすることが多い話題で78.0%と約8割を占めたのが「スマホで見たSNS・動画・アプリなどの話」。それに対して「テレビで見た番組の話」は58.0%と6割弱。高校生・大学生にとって、もはやスマホは生活必需品として機能しているとともに、娯楽に欠かせない存在となっていることがわかる。

2018年12月調査:15~25歳の高校生・大学生各150人、計300人。高校生・大学生のその他のスマホ事情はこちらから。

さらに注目したいのは、「友人とスマホで動画を見ながら会話することがある」が53.3%と半数以上に上っている点だ。しかも、4人に1人以上となる25.3%は「友人との会話に困ったらとりあえず動画投稿サイト(YouTubeやTikTokなど)を開く」と回答。「友人とスマホで動画を撮影・投稿して楽しむことがある」も38.7%と約4割にまで達している。高校生・大学生にとって、友人たちとの付き合いの中でもはやスマホなしの生活は考えられないと言っていいだろう。

4人に1人が無料Wi-Fiのリスクを知らない

これらの結果から読み取れるのは、スマホを介したコミュニケーションが、電話やメール、無料アプリだけでなく動画へも広がりつつある実態だ。動画の視聴は、大量のデータ通信を必要とする。従量課金制であれば料金がどんどん上がり、パケット容量固定のプランであれば、「満足にスマホが使えない」という不満につながる。

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2018年12月調査:15~25歳の高校生・大学生各150人、計300人。高校生・大学生のその他のスマホ事情はこちらから。

実際、調査結果によれば「現在のプランではスマホのデータ通信容量(パケット容量)が足りないと感じることがある」と回答した高校生・大学生は39.0%と4割近い。「大学生になってからスマホの使用頻度が増えた」が84.0%と、成長するに連れてその傾向が強まっていることも見逃せない。

無料のWi-Fiスポットを活用すればいいのではないか――。もちろん、高校生・大学生もその存在は知っている。「無料Wi-Fiを使用したことがありますか?」という項目の該当者は89.7%。週に1回以上利用している人は6割以上に上る。

しかし、飲食店や街中にあるWi-Fiスポットは、セキュリティ面でのリスクがある。個人情報・クレジットカード情報の漏洩やウイルス感染につながりかねない。問題は、そのことを知らないと回答した高校生・大学生が23.8%もいることだ。知らなかったでは済まされないほどの損害を受ける可能性もあり、決して推奨できるものではない。

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