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環境に合わせて変わる商社の
これからも変わらない基本とは? 豊田通商

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 21世紀は、世界人口の増加、日本国内の少子高齢化、食料安全保障や資源確保競争、地球温暖化などの環境問題といった課題が山積している。総合商社のビジネスは、こうした新たな課題に直面することで、変わっていくものだ。しかし、商社に求められる基本的なことは、これまでと大きく変わることはない。そのミッションは、多様化する社会のニーズに対応した新たな事業、そして技術革新を活かした新たなビジネスモデル・市場を創造することにある。そして、実現に必要なアンテナを高く保つ情報力、持ち前の柔軟性の発揮、新しいことへの積極・果敢なチャレンジの3点は、商社のコアとして、変わらずにあり続ける。

また、人材が、商社の最大の資源であることも変わらない。国際色の強い商社にあってもグローバル化は重要なテーマだったが、これまでは会社組織の多国籍化にとどまっていた。しかし、出身国や文化的背景の異なる人々が同じ職場で働く、真のグローバル時代を迎えて、働く一人ひとりのグローバル化が求められている。そのため、商社では、入社後早い時期から若手社員に海外駐在を経験させたり、本社の社員と海外法人の外国人マネージャーの議論の場を設けたり、といった取り組みをしている。

グローバル人材の条件としては、日本人のアイデンティティを持って英語でコミュニケーションできる「グローバル英語力」、課題解決に向けて自分の気持ちを奮い立たせられる「自燃力」、急速な変化に対応する考と行動ができる「柔軟力」が必要。市場が伸びている新興国、途上国での勤務をいとわず、新たに商社で働こうという皆さんと一緒に、自由な議論ができる風通しのよい会社を目指したい。

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