「ペアウオッチ」がパートナーとの絆を深める 前川泰之・政井マヤ夫妻語る「腕時計」の魅力

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「ペアウオッチっていいものですね。彼と時間を共有していると思うとうれしくなります。2人で同じテイストを持っていると感じられるのもいいですね」と、政井さん。「実は結婚する前に、彼からペアウオッチを贈られたことがあったんです。とてもうれしくて、いつも着けていました」。前川さんは、時計のペアはいかにもという感じではなくて、さりげなく楽しめるのがいいという。「この『リネアルクス』も男女の時計が完全に同じデザインではなく、少しだけディテールを変えたものを選べるのが、ちょっとした変化球ですね」。

今回、前川・政井夫妻が着けている時計。左:GCAR979 クオーツ、SSケース、38mm径 35万円。右:GSAS939 クオーツ、SSケース、27mm径 30万円。いずれも税別

時刻の読み取りやすさ、操作性の良さ、腕にしなやかに沿う装着感など、細部にとことんこだわった「リネアルクス」。この機能美を実現するため、100分の1単位の精度で細部のデザインを徹底して突き詰めている。丹念に研磨されたケースの鏡面仕上げは、高度な独自技術によるもの。飽きのこないシンプルなデザインで、身に着けると高級感が肌に伝わってくる。

「ペアウオッチをしている夫婦って、いいものですよね。お互いを理解して通じ合っているという感じが漂ってきますから。大人にしかできない楽しみだと思います」と政井さん。前川さんは「ロケで遠出することが多いので、妻や子供たちに会えなくてとても寂しくなることがあって……。でも、そんなときには手元のペアウオッチを見て、家族に思いを馳せる。そんな使い方があってもいいかもしれませんね」。

時計は、現在時刻を正確に伝えるという道具としての機能を超えて、ときに所有者の気持ちが込もったり、思い出のよすがとなったりする。エモーショナルで、ある意味、人生の記念碑のような役割も果たすのだ。政井さんは結婚記念日や誕生日、大きな仕事をやり終えたときなど、折々の節目にいつかペアウオッチを贈り合い、大切にしていきたいと言う。

左:GCAR975 クオーツ、SSケース、38mm径 30万円。右:GSAS936 クオーツ、SS・18KPGケース、27mm径 44万円。いずれも税別

一方で前川さんは、特に機会を定めることなく贈り合いたいのだそうだ。「記念日だから贈る時計を探すというのではなく、つねに大切な人のことが頭にあって、似つかわしいものを見つけたときに逃さず買って贈るというのがいいんじゃないかな。自分が仕事で飛びまわっている分、家庭を預かる妻にはいつも何かしてあげたいと思っていますから」。

時計とは人生を豊かなものにし、幸福な時間をつむぐもの。過去と現在、未来をつなぐもの。「ペアウオッチの似合う夫婦になっていきたい」と語る前川さん・政井さん夫妻の腕で、クレドールの「リネアルクス」は見えない絆の糸で2人を結びつけていた。

クレドール公式サイト

Photo:Ryoichi Yamashita
Text:Keiko Homma
Styling:Nao Nakanishi(前川さん)、Etsuyo Toriyama(政井さん)
Hair&Make:Kazushige Furumoto(前川さん)、Saori Kosaka(政井さん)
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