道具選びから始める、生産性アップの仕掛け 洗練された道具がもたらす、もう一つの効果

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Windows 10 Pro搭載のNECのタブレットPC「VersaPro タイプVS」
働き方改革のためには、生産性の向上が重要である。たとえばアスリートが道具にこだわるように、ビジネスパーソンの生産性に影響を与える道具となるのがモバイルPCやタブレットPCだ。ここでは新しい働き方を可能にする道具やサービスに求められる機能や使い勝手について検討していきたい。

働き方改革といえば長時間労働の是正が注目されがちだ。むろんそれは重要な目標の一つだが、単に掛け声だけでできるものではない。テレワークなど、柔軟な働き方を導入するとともに、生産性を向上させることが不可欠だ。さらに、柔軟な働き方を制度として用意しても、それが現場で働く人の負担を増すことになってはならないだろう。

その点で重要になるのが、PCなどの道具である。が、「ここでは、あえて…」とNECでモバイルPCやタブレットPCの開発に携わる担当者が語る。「私たちは道具ではなく、ツールという表現を使いたいのです」。

開発担当者は続ける。「これまで、営業職など外回り中心の方を対象とした在宅勤務やモバイルワークについてのご相談が多かったのですが、最近は、オフィスで内勤している女性が育児や介護などでテレワークをするための仕組みの導入、といったご相談が増えています。そのため、軽量で持ち運びに便利なPCを、というご要望が目立っています」。

多様な職種で、柔軟な働き方が広がりつつある中、ツールへの要望も変容しているのだろう。「モバイルPC専用のバッグを持たないで済むよう、さっとスマートに持ち運びができる軽さ、薄さが求められてもいるのです」(開発担当者)。

社内外でスマートに使えるタブレットPC

アスリートが信頼する道具のように、ビジネスパートナーとなりうるツールを目指し、ユーザーが意識することなくさまざまな機能を活用できるような設計に挑んだ、とも言えるだろう。

たとえば、Windows 10 Pro搭載のNECのタブレットPC「VersaPro タイプVS」は、薄さ10.7ミリ(突起部含まず)、質量約879グラム(最軽量時)という薄型、軽量であることに加え、タブレットPCを社内でも社外でも使いたいというニーズに対応した機能を数多く備えている。

「タイプVSは、さまざまな利用シーンに対応可能だ」

着脱式の「カバーキーボード※」もその一つ。マグネットを埋め込むことでスムーズな装着を可能にした。また、USBやHDMIポートなどを備えた「拡張クレードル※」もワンタッチで装着可能。タブレットPC本体が自立できる「キックスタンド」も見逃せない機能だ。付属の「デジタイザーペン」は本体に収納すると、約15秒の充電で約90分利用することが可能だ(電源オン時)。
※セレクションメニューで選択、または別途購入が必要です。

「さらに、最近になって要望が高まっているのが、モバイルPCのデザイン性やファッション性です。その理由として、お客様先でプレゼンテーションをする際などに、スマートに振る舞いたいというニーズを強く感じます」(開発担当者)。

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