月額500円で、何度でも何台でも。 東京ガスのガス機器スペシャルサポートとは

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GPS2020で目指すサービス事業の拡充

東京ガスがさらなる進化を遂げようとしている。今や電力の契約件数は約120万件を超え(2018年5月時点)、「東京ガスの電気」は「2017年度JCSI(日本版顧客満足度指数)調査 電力小売部門」において「顧客満足度1位」を獲得するなど、ガス事業以外の分野で確かな存在感を示している。東京ガスは、この先どのような企業へと進化していく未来図を描いているのか。

リビングサービス本部
暮らしサービス事業推進部長
佐藤弘直

「現在、東京ガスが取り組む2018-20年度経営計画『GPS2020』では、2020年度までに『東京ガスができること』として、実際に顧客に提供できる具体的な価値を、G(ガス)とP(パワー:電力)をワンストップで供給し、さらには生活回りのS(サービス)を幅広く提供することで、顧客の暮らしに寄り添い、生活を支えていく『総合エネルギー企業』へと進化していくことを宣言しています」と語るのは、東京ガス リビングサービス本部 暮らしサービス事業推進部長の佐藤弘直氏。今年度スタートした「GPS2020」の「S:サービス」をリードするキーパーソンである。

東京ガスは、都市ガス事業を通じて約1150万件もの顧客とネットワークを築いてきた。2016年4月からの電力小売完全自由化で、ガスだけでなく電気もセットで供給できるようになり、より顧客のエネルギー使用実態に応じた最適なエネルギーの提供が可能になった。顧客の暮らしに寄り添い、ニーズに応じたサービスを拡充していくことで、ガスと電気の供給会社として顧客から選ばれる企業になることが、サービス事業強化の狙いだ。

月額500円で、自宅のガス機器をまるごと何度でもサポート

その要となるサービスが、4月1日から始まった「ガス機器スペシャルサポート」。これは、同社のガス供給エリアで、同社とガス小売契約を交わしているユーザーが使用しているガス機器のトラブルに対し、月額500円(税込)の支払いで、国内メーカーのガス機器なら何度でも何台でも修理保証し、故障による買い替えの場合には購入代金も一部サポートするというもの。すでに購入してから何年も経過したガス機器についても保証対象とされるのが画期的なサービスだ。「製造年によらず」「いつからでも加入できる」「ずっと加入し続けられる」のが大きな特長である。

修理代金のサポートは1回あたり上限3万円まで、購入代金のサポートは東京ガスグループでの購入に限り、ガス機器購入代金(メーカー希望小売価格)に応じて段階的に1万円、3万円、5万円を支援する。

「ガス機器の修理費用はケースバイケースではありますが1万~2万円程度かかります。通常、修理にかかる費用は出張費、技術料、部品費などの別途料金を合わせても、3万円以内のケースが多いですね。また、国内メーカーのものであれば、何度でも、何台でも、何年経過した製品でも修理保証いたしますので、月額500円というワンコイン以上の価値をご理解いただけると思います。ガス機器の保有台数が多いほど、お得なサービスと言えるでしょう」と佐藤氏はガス機器スペシャルサポートのメリットを説く。

<注>

●東京ガスとガス小売契約を締結し、かつ、東京ガス供給エリア(東日本ガス、東彩ガス、日本瓦斯(ニチガス)真岡地区は除く)にお住いのお客さまが加入できます。

●契約初年度は1年間の契約継続を確約いただきます(2年目以降は月単位で解約可能です)。

●その他詳細は、東京ガスホームページに掲載していますのでご確認ください。

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