まだ「昭和」的な働き方していませんか? 電話、FAX…アナログ的な働き方は変わるのか

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グループウエアなど各種機能も実装されているが、見逃せない機能はスタンプ。情報だけではなく、感情を共有できるのが魅力。言いづらい意見がスタンプを活用することで言いやすくなる効果も期待できるという。

導入で解決できた課題得られた成果とは

LINE WORKSは2017年2月のサービス開始から1年で導入企業1万社を突破。その中で2社の実例を紹介しよう。

LINE WORKS導入による効果(例)

1社目は医薬品や医療機器の製造・販売を行うあすか製薬。導入前は、外勤のMR(医薬情報担当者)と、本社の内勤者との連絡手段が電話か、会社のパソコンメールしかなく、情報伝達の遅れが課題だった。LINE WORKS導入後はMRと、内勤者とのやり取りが迅速になった。顧客の要望や製品の不具合にスピーディに対応でき、営業活動の大きな力になっているという。

2社目は、兵庫県を中心に企業給食の製造と配達を行う浜の家のケース。配達員と本部スタッフとの連絡手段が以前は携帯電話しかなく、聞き間違いによる配送ミスがあった。「給食は昼までに届けなければならないので、早朝、その日の注文が入る前に、配達員は出発していたのです。確定注文数は、本部スタッフが配達員に電話で伝えていました」(長橋氏)。給食数が足りないときは、他の配達員に余剰分を届けてもらうという連絡調整が必要で、担当の本部スタッフは午前中電話連絡で忙殺されていた。LINE WORKS導入後は劇的に変わった。本部スタッフと配達員が、リアルタイムで配達状況を共有できるので、本部スタッフが受ける午前中の電話の数が、一人約200件から30件以下に激減。また、注文票をスマホで撮った画像で共有できるようになり、配送ミスが減少。配達員同士のチーム意識が向上し、自ら調整し、協力し合うようになったという成果も得られた。

「昭和」的な働き方をしている企業では、まずは働き方の課題点を見つけ、職場のレベルに合った解決策導入が望ましいと言えるだろう。

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