ANA Wi-Fi Service国内線全面無料化 より有意義な機内の過ごし方を提案
オリジナルコンテンツの拡充で差別化を狙う
ANA Wi-Fi Serviceの国内線全面無料化に合わせてコックピットや左右の機窓からの景色(バーチャル)や航路図が客席でも楽しめる次世代型地図サービス「ANA Flight Path」を順次導入。日本各地の絶景ポイントやグルメ情報を地図上で閲覧できるようになる。
「ANA Flight Path」は従来の放映型地図と異なり、自分のスマートフォンやタブレット端末を機内のWi-Fiに接続することで、地図を自由に動かしたり、ストリートマップで拡大したりすることができる(ANA公式アプリは地上でダウンロードするのがオススメ)。日本最大級の口コミグルメサイト「食べログ」や国内最大手の地図情報会社ゼンリンと連携することで、地元名店などのグルメ情報や観光地の絶景ポイントなど、より詳細な地図を楽しむことができるようになった。
そのほか、ニュース、TVドラマ、音楽、電子書籍など機内エンターテインメントについてもさらに充実させていく方針だ。とくに、ANA SKY LIVE TVというサービスはTV番組をリアルタイムで視聴することができる。ニュースなどリアルタイムで視聴したいものがある人にぜひオススメしたい。
新サービス導入やコンテンツの拡充について、ANAのCS&プロダクト・サービス室商品戦略部マネジャーの石山剛氏は次のように語る。
「昨今、電車やバスなどの移動空間の中で、スマートフォンを利用されるお客様が圧倒的多数を占めるようになりました。メールやSNSをチェック、ニュースなどから情報を収集、ダウンロードしたドラマを見る、ゲームをするなど、さまざまに楽しまれている。今後、移動手段の競争環境がさらに激化していく中、飛行機という制約の中で、どういったサービスを提供すれば、お客様に喜んでいただけるのか。Wi-Fiというサービスを通じて、インターネットだけでなく、さまざまなコンテンツも提供し、お客様が移動時間をより楽しんでいただけるようになればと思っております」