競争力向上の鍵は「間接費改革」にあり コンカー・パートナー・サミット2018

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先日開催された「Concur Japan Partner Award 2018」ではパートナー企業7社が表彰された。

間接費管理を最適化するクラウドサービスで世界をリードするコンカーが、そのパートナー企業の取り組みを表彰する「コンカー・パートナー・サミット2018」が開催された。3度目となる今回は、コンカーのシステムの価値を最大限に引き出すソリューションを展開、間接費管理ビジネスの拡大に貢献した7社がアワードを受賞。ともに「間接費改革」推進に向けた決意を新たにした。

改善の成果が大きい間接費管理に高い関心

長時間労働の抑止や、労働力の減少を背景とした働き方改革による社員の生産性の向上、グローバル競争の激化に伴う国際競争力の向上は、企業にとっての喫緊の課題だ。長年にわたり効率化を進めてきた日本企業の直接費の取り組みだけでは、さらなるコスト削減は厳しくなっている。そこで、注目されるのが間接費の最適化だ。間接費の領域は、まだ手つかずのところも多く、改革できれば大きなコスト削減につながる余地が残されている。間接費管理のクラウドシステムで世界をリードするコンカーは「間接費改革」を提唱し、企業の間接費の削減、生産性の向上、グローバル化に伴って増大する海外事業所を含めたグループ会社のガバナンス強化を支援するソリューションを提供している。

コンカーは、経費精算・経費管理の「Concur Expense(エクスペンス)」、出張管理の「Concur Travel(トラベル)」、請求書管理の「Concur Invoice(インボイス)」の3つの間接費管理サービスを提供する。「エクスペンス」は、企業が取り組む経費精算の電子化・自動化を推進。Suica / PASMOなど交通系ICカードからの近距離交通費データの直接取り込みなど、精算業務の工数や時間の削減、社員の生産性向上、不正防止などにつながる。「トラベル」は、出張手配を一元管理して、予約確認や精算の手間を削減。社員による航空機やホテルの予約を自社の出張規定の遵守を促しながら、出張費削減できる。「インボイス」は購買契約の内容を見える化し、価格交渉力強化など購買の最適化に貢献する。

パートナーとの連携でコンカーをより便利に

2010年に日本に進出したコンカーは、国内でさまざまなノウハウ、ネットワークを持つパートナー企業との連携で、より便利なソリューションの提供、間接費管理サービスの普及を進めている。

いつでも、どこでも、ネットワークへの接続環境さえあれば、利用できるコンカーのクラウド型サービスのポテンシャルを十分に引き出しているのが日本アイ・ビー・エム株式会社だ。同社は、自社の業務改革の経験・ノウハウを生かしたBPOサービスとコンカーが提供する全ての間接費管理ソリューションをフル活用「BPaaS(ビジネス・プロセス・アズ・ア・サービス、)」として、グローバル市場で活躍する日本企業に提供を開始している。コンカーのパートナーの中でもトップレベルの売り上げを誇っている。

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