東大生発案・「COOL CHOICE」な食のアイデア 爆笑問題はどう思う?

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ICTを活用してみんなの食料庫を作る!
学生アイデア「STORE HOUSE」

学際情報学府 先端表現情報学コース 廣瀬 遙さん
医学系研究科 健康科学・看護学専攻 石井馨子さん

食べられる食品を廃棄する、いわゆる「食品ロス」。日本国内で621万トンと試算され、うち282万トンは家庭から出ている。食品ロスの内訳の一つが「食品が中途半端に余る」という状況。その打ち手として企画されたのが「STORE HOUSE」だ。

街の食料庫をイメージしたというSTORE HOUSEは、量り売りスタイルのスーパー。再利用できる容器を持参することで、予定しているメニューに必要な調味料や食材を詰めるサービスをウリにする。

また、ICTにより、スマートフォンなどからレシピに沿った材料をダイレクトにオーダーすることで、買い物もピックアップだけで済ませることができ、家事の時短にもつながる。

「食品ロスを防ぐためには、『買い過ぎない』『使い切る』『食べきる』がキーワードになると考えました。STORE HOUSEというソリューションが社会に浸透することで、将来的に個人の行動変化にもつながるはずです」(企画者・廣瀬遙さん)

たとえば、滅多に作らないメニューのためだけに調味料を買い揃えたとしても、使い切る前に賞味期限切れになって廃棄することになると懸念し、選択肢から外してしまいかねない。しかし、STORE HOUSEの存在によってメニューへの挑戦意欲をかき立てられるかもしれない。個人レベルに求められていた心掛けを具体的なサービスに結びつけたアイデアである。

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