「戦う家族」の力でさらなる高みに挑む

"使える"ITであるために人の思いを引き出す

東京・大阪本社に加え、3つの事業所に営業、サポート部門を置く。”使える”システムの開発のため顧客の要望の吸い上げは重要だ

峯瀧氏は「単に先端技術を追求するのではなく、顧客起点で技術を実用可能な形にして提供することが、私たちの仕事の最も重要な部分だと考えています。巨大な組織ではないので、全社員が相互に助け合いながら『ともに戦う家族』であることを目指しています」と語る。

同社は昨年、内勤で電話やメールなどで見込み客にコンタクトして、商談につなげるインサイド営業部門も立ち上げた。さらには、全国事業所の共通サポート業務を一括で担当するBPO部門も立ち上げた。営業・サポートともに訪問型サービスが同社の基本だ。繁忙期には、営業・サポート部門担当者の業務負担が急増するため、それをカバーする体制を整え、より緊密に助け合える組織を整備している。

アナログで暖かみのあるコミュニケーション

組織体制とともに、同社を「ともに戦う家族」たらしめているのが、創業以来、育んできた同社の家族的な社風だ。峯瀧氏は「家族的な企業文化の力を、成長につなげる工夫が大切です」と話し、社員とのコミュニケーションには特に心を配る。

その一つが、3年前の社長就任から毎月続けている、開発拠点・大阪本社の社員とのランチミーティングだ。毎回7人ずつとの懇談に、東京本社営業部門出身の峯瀧氏は「きちんと顔の見える関係を築きたい」という思いを込めている。

最近、女性の活躍も目立つようになってきた。昨年行われたセミナーでは、女性社員が司会から講師まで運営を務めた

また、各本社・事業所の営業担当、サポート担当の月報に、社長自ら目を通すことも怠らない。月報には、必ずコメントする丁寧なフィードバックを心がける。初契約を取った新人営業担当には直接会って握手し「契約してくれた会社は、世界で唯一、あなたを選んでくれた大切なお客様です」という言葉を贈る。21世紀のITというデジタルの仕事とは裏腹に、アナログなぬくもりが、この会社には確かにあるのだ。

その最たる例が、いまも全国の社員のほぼ全員が一堂に会するという社員旅行だ。「週末になぜ会社の行事に参加しなければいけないのか、といった社員旅行に否定的な風潮も一時はあったのですが、最近は若手社員も楽しみにしているようです。懇談でも『今年の社員旅行はどこですか』という話題が必ずでるようになっています」(峯瀧氏)という人気イベントだ。通常、旅行先は国内で、一泊二日の日程。また、5年に一度の節目の年には、海外社員旅行も開催している。旅行先のパーティでは、各本社・事業所メンバー参加による余興がクオリティも高く、社員旅行の人気を後押ししている。

成長を続けるために元気に明るく挑戦する

ただ、会計システム業界の競争は年々、激しさを増している。「社内の一体感は大事にしていきますが、仲が良くて居心地が良いだけの会社では生き残れません」と、峯瀧氏は表情を引き締める。

顧客の問い合わせにはサポート部門が直接答える。そのための情報共有に力を入れ、担当不在時も対応できる体制を整えている

「企業の平均寿命は30年と言われる時代に、これからも成長する会社であり続けるため、元気に、明るく、とともに積極的に挑戦する文化を大切にしていきたい」と話す。社員が、自身のポテンシャルをフルに発揮して、自分の能力を伸ばし、ここで働けて良かったと思ってもらえる会社――が理想だ。

同社は、即戦力の中途社員採用は少なく、新卒、第二新卒の新入社員を数年かけて育てるのが、人材戦略の基本方針。OJT以外に、公認会計士を講師に招く、毎年の税制改正の勉強会のほか、外部提供のプログラムを活用したビジネス全般に関する研修も用意している。また、働き方改革に向けて、女性社員も積極的に採用しており、従来からの業務である開発・顧客サポート以外に、製品説明セミナーの講師役にも抜擢している。今後に向けては、大手IT会社から招き入れた開発責任者を中心に、AIを使った次世代システム開発も加速する。

アナログな暖かみとデジタル業界を勝ち抜く強さ。その両立を図るべく、ICSパートナーズの挑戦が続いていく。

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