元手0円、クレカ「ポイント」で投資する方法 2017年8月末から、楽天証券も参入

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実際のところどの程度の資産運用になるのだろうか。毎月インヴァストカードを10万円利用すると仮定すると、毎月1%にあたる1000円分、ETFが買われることになる。この積み立てを112カ月間続け、初期設定のバランスコース重視コースを変更しなかった場合をシミュレーションしてみよう。すると、投資金額が11万2000円なのに対し、16万9451円のリターンが得られることになる。すなわち、10年弱で5万7451円のプラスだ。

(筆者撮影)

ただ、留意すべき点もある。現時点で、インヴァストカードを申し込むには、インヴァスト証券に口座を開設しなければならないのだ。

ある程度投資経験がある場合は、証券口座も苦にならずに開設できるが、投資初心者にとってはかなりハードルが高いだろう。いずれ、クレジットカードだけでも申し込めるようになり、実際の投資を行う、または売却やコース変更の際に初めて証券口座の申し込みが必要となるような、投資初心者に優しい流れになることを期待したい。

楽天スーパーポイントで投資信託の購入も可能に!

最後に紹介するのが、2017年8月26日にスタートする予定の楽天スーパーポイントでの投資信託購入サービスだ。楽天証券で投資信託を購入するときに、楽天スーパーポイントを充当することが可能となるのだ。

楽天スーパーポイントは、楽天市場や楽天ブックスなどで現金と併用して利用することが可能だ。楽天証券でも、投資信託を購入する場合に、全額ポイント、または一部をポイントで残りは現金という購入の仕方が可能となる。つまり、現金で購入するのとサービスは変わらないため、投資信託を売った場合は、売却益を現金として受け取ることも可能なのだ。

ただし、投資に回せるポイントは通常ポイントのみ。楽天スーパーSALEやお買い物マラソンなどで獲得した期間限定ポイントで投資信託を購入することはできないので注意しよう。

以上に紹介したような、ポイントを活用して投資ができる仕組みは今後も増えていくだろう。インヴァストカードのヒアリング調査によれば、発行されたクレジットカードのポイントは3割から5割程度が失効していると言われる。せっかく貯めたポイントを使いこなせていないという人がいれば、投資入門がてら、ポイント運用のサービスに挑戦してみてもいいかもしれない。

菊地 崇仁 ポイント交換案内サービス「ポイ探」代表取締役社長

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きくち たけひと / Takahito Kikuchi

北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス「ポイ探」の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。58枚のクレジットカード(2017年6月時点)を保有し、約120万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。

著書に『新かんたんポイント&カード生活 』(自由国民社)などがある。

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