「同じ会社に長く」を重視するのは間違いだ

こだわるべきは「一貫したキャリア」

この3年間は自分のやりたいことを追い求めて、転職を繰り返してます(写真:プラナ / PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

やりたいことをやると決めて、転職を繰り返しています。
新卒で大手金融機関に就職し、法人向けの営業を7年ほど経験した後に転職しました。その後は、ITコンサルを1年、M&Aコンサルを1.5年経験し、現在は大手一般事業会社(人材系の複合企業)で事業企画を担当して半年ほど経ちます。
金融機関時代にはそれなりに実績を上げ、退職前までは本社勤めをしていました。周りからはエリートコースと言われていましたが、閉鎖的な組織と顧客目線から懸け離れた企業体質に嫌気が差したため、退職しました。
7年間言われたとおり一生懸命働いたので、この3年間は自分のやりたいことを追い求めて、転職を繰り返しました。やりたいこととは企業経営を担う仕事です。
現職での仕事は、新サービスを軌道に乗せるための、何でも屋という感じです。経営を担う仕事からは懸け離れているので、経営コンサルかM&A戦略コンサルあたりに再び転職しようかと悩んでいます。
社会人10年目、そろそろ地に足をつけてひとつの会社で仕事に取り組むべきでしょうか? それとも自分のやりたいことをまだまだ追い求めてもいいのでしょうか?
会社員 竹下

「会社を変える」だけでは評価されない

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社会人10年目ということは竹下さんは30代前半でいらっしゃるかと推測します。

結論から言うと、何歳であろうと自分の取れるリスクの範囲内でやりたい仕事を求め続けるのは極めて普通のことですし、むしろそうあるべきでしょう。

しかしながら、単純に会社というハコを変えるという行為をもって、自分のやりたいことを追い求めているという姿勢を取ったとしても、周りは誰も評価してはくれませんから、そこは気をつけるべきです。

仮に将来やりたいと強く願う仕事があるのであれば、そのゴールに向けてどのように自分でキャリア上の成長ストーリーを描けるかが勝負です。

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