優れた環境性能と高速印刷を実現した理由 理想科学工業
フルカラーで1分間に120枚印刷※1
「オルフィスFW」は1分間に120枚※1の高速印刷が可能である(A4カラー片面)。1000枚を印刷する時間は8分程度だ。
そう聞いてもピンとこないかもしれないが、試しに今、オフィスにあるプリンターと比べてみてほしい。もし1分間にA4を40枚印刷できるプリンターがあるとしたら、1000枚を連続で印刷しようとするとざっと25分くらいはかかる。「オルフィスFW」なら3分の1ほどの時間で終わる速さだ。ちなみにオルフィスのフラッグシップ機である「オルフィスGD」は1分間に160枚※2の高速印刷が可能だ。
しかも「オルフィスFW」は、A4フルカラーが1枚当たり1.52円、モノクロなら0.41円で印刷コスト※3も経済的だ。
「ある物流会社様では『オルフィスFW』を導入して、トータル50%程度の経費削減が可能になりました。これは印刷コストの安さだけではなく、高速で印刷ができることで大幅な業務効率化を実現しています」と、理想科学工業環境活動推進部長の木次谷光晴氏は言う。
この物流会社では発送業務時にプリント物が大量に発生するため印刷渋滞が起こり、業務時間の延長などの支障が生じていた。複数台のプリンターを駆使しても印刷待ちがあったが、オルフィスFWを導入したことで改善。業務時間内に終わるようになり効率化したという。また、顧客からの要望でカラー印刷が必要な場合もコストメリットを実感しているという。
「ほかにも、ケーブルテレビ局様の事例をご紹介しましょう。会議資料作成時に手作業で行っていたステープル留めをステープル機能付きの『オルフィスFW』※4を導入してからは作業が自動化され、急な会議にもすばやく資料を用意できるようになり業務効率が向上したということです」(木次谷氏)
ハードもインクも自社で開発
なぜこれほどまでの高速化が可能になったのか。それは同社が高速印刷に特化し、徹底した技術開発に取り組んできたからと言うしかない。オフィス用高速インクジェットプリンターである「オルフィスシリーズ」には、ライン型インクジェット印字ヘッドや高速用紙搬送などにも、同社独自の技術やノウハウが集約されている。