中途採用を強化する人事3000人のリアルデータに見る
今、注目の採用手法”ダイレクト・ソーシング”とは

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2社目は、応募から内定までの選考にかかっていた時間を5分の1に短縮した企業の事例だ。社員規模10名の建設系企業B社は、施工管理職の採用活動を通年で行っていた。オリンピック開催にともない建設需要が旺盛な中、大手ゼネコンが採用活動を活性化。そのため、母集団を作れず苦戦しており、4カ月にわたって面接すら組めない状況に。そこで、ダイレクト・ソーシングを行うことになった。

経験やスキル別にターゲットを詳細化した後、個別に「どのプロジェクトを任せたいのか」を、中長期的なキャリアプランと共にスカウトメールで提示した。

その結果、たった2週間で1名に内定を出すことができ、1カ月以内で2人目も入社を決めたという。短期間で採用に至った要因は、今すぐの転職を希望し、アクティブに活動している採用候補者に限定してスカウトメールを送信したことで、スピード内定につながったそうだ。

これらの事例にみられるように、どちらの企業も要件定義を詳細に行い、非常にスピーディにスカウトメールを送信している。結果として、2カ月という短期間で、専門性の高い経験やスキル、資格を限定したターゲットに個別アプローチし、採用成功に至っているのだ。

他にも、ダイレクト・ソーシングの活用に成功している企業は多い。さらに詳しい事例をはじめ、テクニックやノウハウを知る方法は、人材サービス企業各社が開催している無料セミナーや勉強会への参加が適しているようだ。セミナーの講師に直接質問できることや、ワークショップなどを通じて理解を深められるからだ。採用活動前進の第一歩を踏み出すために、一度、採用のプロフェッショナルたちによるノウハウに触れておくのはいかがだろうか。

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