ビジネスの現場で使える「対話力」を磨く COCO塾

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グローバルなビジネスの現場では、自分の意見を述べるだけでなく、相手の要望を聞き、落としどころをつくっていくことが求められる。ときには「ノー」と言うことも大切だ。語学スクールCOCO塾が「対話力」を重視する理由はここにある。真の英語力を身に付け、自信を持って話せるビジネスパーソンを数多く育てている、COCO塾に話を伺った。

ビジネスシーンで活用できる「対話力」を身に付ける

グローバル化の進展に伴い、英会話を学ぶビジネスパーソンが増えている。一方で「使える」英語力を身に付けるのは容易ではないようだ。「英会話スクールに通っているが、会議で一言も発言できない」などと語る人も少なくない。

ニチイ学館
教育事業本部 グローバル指導課
ドミナクス・ジャスティン

それに対して、COCO塾のインストラクターの指導・研修を担当しているドミナクス・ジャスティン氏は「電話での受け答えなどの想定問答を覚えるといった方法だけでは、なかなかビジネスの現場で生きた会話はできないでしょう。大切なのは、単に英語を話すだけでなく、英語で正確、かつ自然にコミュニケーションができる能力です。COCO塾ではこれを『対話力』と呼んでいます」と紹介する。

COCO塾における「対話力」とは、相手の話を「聴く」力、聴いた話を自分の中で消化し「まとめる」力、さらに自分の意見を「伝える」力の三つの要素で構成されているという。

「ビジネスシーンでは、企業を訪問してニーズをヒアリングしたり、契約条件を交渉したりするといったことが日常業務になります。ときには顧客企業とランチミーティングを行うといったこともあるでしょう。そのときに、用意したフレーズしか話せないのでは、ビジネスチャンスを失うことになりかねません。相手の企業は、ビジネスはもとより、日本の文化なども含めて積極的な会話ができることを期待しているはずです」とドミナクス氏は話す。

そのためにCOCO塾では、カリキュラムの内容についても、さまざまな国の社会、経済、文化や自然環境などのテーマを通して英語を学べるよう趣向を凝らしている。

「また、外国人インストラクターについても、米国、英国、カナダ、オーストラリア、フィリピンなど幅広い国の出身者を採用しています。それぞれの国の文化や風習などについて知識や教養を身に付けることができるでしょう」と、ドミナクス氏は説明する。

初級者から上級者まで一人ひとりの「ゴール」に向けて

COCO塾では、英会話を初めて学ぶ人からTOEIC900点台の上級者まで、さまざまなレベルの人が学んでいる。

「受講生の属性は多種多様で、勤務する企業の業種や職種も異なります。また、海外赴任が決まっている人もいれば、いずれ留学したいという人もいます。学習のプロセスを計画する上で大切なのは、英会話を学ぶ理由や目標、ゴールを明確にすることです」とドミナクス氏は語る。

レッスンプランが受講生のレベルに合っていないと、その効果も出にくいが、COCO塾はプランの提案力にも定評がある。たとえば、無料体験レッスン・カウンセリングでは、インストラクターによる模擬レッスンに加えて、インストラクターとの会話を通して、「社会言語能力」、「流暢さ」、「語彙力」、「英文法力」、「リスニング力」、「発音」の6軸で英語力を診断し、その結果を踏まえて、英語を学ぶ目的、目標達成までのスケジュール、予算などを考慮し、最適な受講プランを提案する。

英語力を6つの軸で診断し、その人に合ったプランを提案

「受講中も、この6軸診断は適宜行われ、弱点があれば、そこを強化するためにレッスンプランの見直しを行います。受講生の方が、レベルアップしていくのを見るのはうれしいですね」。受講生は自分の弱点が明確になるので、学習の目標も立てやすく、上達の手応えも感じやすいという。

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