東洋水産

マルちゃんが「仕送り」を応援する理由 世代を超えて愛されるブランドだからこそ

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これから大学生や新社会人になって一人暮らしを始める若者にとって、1人の食卓は何かと寂しいもの。親にとっても、子どもがちゃんと食べているのか何かと心配。そんなとき「仕送り」は親子でコミュニケーションをとるための一つの手段になる。今回、「食を通じて笑顔をお届けしたい」と考える東洋水産が「赤いきつねと緑のたぬきの愛情たっぷり仕送り代行キャンペーン」を開始する。その狙いや背景を追った。

一人暮らしの経験のある人なら、親から「仕送り」をしてもらった人も少なくないのではないだろうか。送られてきた段ボールを開けてみると、玉手箱のように親の愛情が詰まったさまざまなものが入っていて、思わず故郷を懐かしく感じたり、ときには「もう自分は大人なのに……」と苦笑いするようなものまで入っていたり。同封された手紙を読んで「自分は大人になったと思っても、親にとってはいつまでも子どもなんだ」。そう思って親の愛情を改めて実感するなど、「仕送り」とは心温まる思い出深いエピソードが詰まったものではないだろうか。

そんな中、「マルちゃん」でお馴染みの東洋水産が「赤いきつねと緑のたぬきの愛情たっぷり仕送り代行キャンペーン」を開始する。その狙いについて、東洋水産の営業統括部マーケティング部の須賀眞澄部長は次のように説明する。

東洋水産
営業統括部
マーケティング部 部長
須賀 眞澄

「ライフスタイルが多様化している現在において、家族だんらんの機会が減り、家族間のコミュニケーションが希薄になりつつあると言われる中、当社は『食を通じて笑顔をお届けしたい』という思いから、家族の絆を深めるお手伝いができないかと考えました。今回のキャンペーンでは、とくに家族とコミュニケーションが取りづらくなってしまっている、一人暮らしの大学生や若手社会人に対して、そのきっかけづくりをしていきたいと思っています」

今回、東洋水産はキャンペーン実施にあたって、全国で一人暮らしをする子どもを持つ親世代(40~69歳)の女性と、その世代から「仕送り」を受け取る可能性のある18~35歳男女を対象にネット調査を実施。その結果、興味深いことに親が子どもの仕送りニーズに気付いていない実態と、仕送りが意外にも親子間のコミュニケーションになっていることが判明したのである。

「仕送り」に対する認識が親子で異なっていた

今回の調査で浮き彫りになった大きな特徴は3つ。1つは、一人暮らしをしている子どもの2人に1人以上は「仕送り」をしてもらった経験があること。事実、子どもと離れて暮らす親の約5割が、仕送り経験があるという。さらにこれまで仕送りを受け取ったことがない子どもでも、3割以上が仕送りを欲しいと思っているという結果が出たのだ。

2つ目は、離れて暮らす親から仕送りが来るタイミングと、実際に子どもが仕送りをしてもらいたいタイミングにはギャップがあること。親は仕送りをするタイミングに「誕生日」以外これといった意識はないものの、子どもにとっては仕送りが最も欲しいタイミングは「給料・生活費支給前」が多いことがわかった。さらに「季節の変わり目」や「新生活が始まるタイミング」と年度が変わる3~4月もまさに欲しいタイミングと言える。

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