若さを保つためには“見た目”が重要
いわゆる年齢と比較して“若い!”と言われる人は、“見た目”を気にする人が多い。若さを保つためにはやはり“見た目”が重要なのだ。アンファーが首都圏に住む40~69歳の男女891名を対象に、“見た目”に関するアンケート調査を行ったところ、非常に興味深い結果が出た。見た目に気を使っている人と使っていない人を比べると、実年齢より3歳以上若いと感じている人は見た目に気を使っている人の方が34%も多かったのである。
そして見た目に気を使っている人は、健康のために食事に気を使っている人が多く、反対に見た目に気を使っていない人は、健康のためにとくに何もしていない人が多かった。また、見た目を気にする人は休日に外出することが多く、アクティブに生活していて、人との関わりは「人生を豊かにする」「毎日を楽しくする」「自分を成長させる」と回答する人が多かった。幸福度を点数で答えてもらったところ、見た目に気を使う人と使わない人では10点満点で平均1.3点も差が出て、見た目に気を使っている人は使っていない人に比べて生活における幸福度が高いという結果が出たのである。
なぜ頭皮の管理が大事なのか
見た目における髪の毛は非常に重要な要素である。薄毛を気にする人は、近年急増している。頭髪専門クリニックである脇坂クリニック大阪では、患者数が10年で2倍以上に増加している。とくに女性患者数については、10年で4倍以上の増加である。
最も多いのが前頭部と頭頂部が徐々に薄くなる男性型脱毛症(AGA)であり、男性の約3割が40代までにAGAを発症するといわれている。正常な毛髪は2~6年の成長期を経て脱毛し、3~4ヶ月の休止期を経て、新しい毛髪が生える周期を繰り返すが、AGAではその成長期が数カ月~1年と短くなり、毛根が太く成長しないまま脱毛してしまうようになる。
これまでさまざまな育毛剤が開発されてきたが、発毛治療の実臨床でわかってきたことは、同じ育毛剤を使用しても、発毛効果の良い人と悪い人がいることである。その一つの原因として頭皮の善し悪しが関係しているといわれている。洗髪することはまず髪の毛の汚れを取り除くことであるが、頭皮を洗って頭皮の状態を整え、髪の毛が成長する環境をつくることも重要なのだ。
院長
脇坂長興氏
脇坂クリニック大阪院長の脇坂長興氏らは、頭皮の厚みと薄毛の関係について研究し、超高分解能頭皮MRIにより頭皮の厚みを測定している。その研究結果によると、脱毛症が進行した部位では頭皮が薄くなり、毛包底部が浅くなっているそうだ。このことから脇坂氏は「根が浅い樹木が大きく育たないのと同じように、毛髪も毛根が浅くては丈夫な毛髪は生えません。日頃から頭皮をしっかりケアして、頭皮の健康を維持することが抜け毛の予防につながります」と指摘する。
このように頭皮のケアは発毛、育毛にとって非常に重要だ。とくにこれからの春先に起こる頭皮の変化には注意が必要である。脇坂氏によると、春に頭皮に起こることとしては、季節の変わり目による気温変化、皮膚常在菌の変化、皮脂分泌の増加、紫外線による頭皮の光老化などがあげられるという。
これらの対策としては、身体全体の調整として、十分な睡眠や栄養バランスの取れた食事の摂取、適度な運動、ストレスをため込まない生活を心がけるほか、頭皮そのものに対しては、刺激の少ないシャンプーを使用して頭皮の洗浄をしっかりして、マッサージにより適度な刺激を与え、さらに紫外線対策をして頭皮のダメージを防ぐなどきめ細かな管理が必要だというのが脇坂氏の考えだ。
健康寿命を延ばして健やかに
アンファーのシャンプー「スカルプD」は、こうした頭皮トラブルに悩む人たちのために、全国の頭髪治療を専門とするクリニックと協力して開発されたものだ。2005年に一般販売が開始されたスカルプDは、現在12代目を数え、頭皮タイプ別に3種類の商品が販売されている。
しかしアンファーでは、頭髪に限らず、予防医学の重要性を消費者に積極的に提案する会社を目指している。日本の平均寿命は男性で約80歳、女性で約86歳と世界でも高水準にある。しかし厚生労働省の2010年の発表では、日常生活に介護などの制限のない期間である健康寿命は男性で約70歳、女性で約74歳となっていて、自立した生活ができない期間が約10年間存在する。健康寿命をできるだけ延ばして、健やかに暮らすためにも、病気になる前の予防医学が非常に重要だとアンファーでは考えているのだ。
そのため、アンファーでは健康リテラシーの向上をはかるさまざまな事業を展開している。その一つが企業における勉強会の開催だ。アンファーの開発担当者や医師が企業に赴き、予防医学の重要性について語ることで、関心を高めてもらおうというものだ。
2017年2月3日には、GMOインターネットグループを対象に、アンファー株式会社商品開発部シニアフェローの波間隆則氏と脇坂クリニック大阪院長の脇坂長興氏が講演を行った。波間氏は「予防医学で人生を健康に、楽しく、私らしく。」というテーマで、見た目に関するアンケート調査の結果をもとに、健康リテラシーの向上の必要性を語るとともに、開発者の視点から、スカルプDの「頭皮を洗う」というコンセプトが新しい市場の開拓につながったことなど、ヒットの理由について分析した。また脇坂氏は、「AGA最新治療と春の薄毛対策」というテーマで、AGAの原因や発毛治療の現状などを解説した。
平均寿命が延びて誰もが加齢に伴うさまざまなリスクを負うようになった今、年齢による体の変化を未然に防ぎ、「健康に、楽しく、私らしく」生きることがますます重要になってくるだろう。アンファーでは今後も積極的にこうした会を開催し、予防医学の重要性を訴えていきたいそうなので、従業員に健康でより快適な生活を過ごしてもらいたいとお考えの企業の方は、一度相談されてみてはいかがだろうか。


