カーセンサー

カーセンサーが挑み続ける「中古車市場改革」

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「カーセンサー認定や総額表示に変えることで収益につながった販売店さんも多く、信頼がビジネスにつながるという意識へ、販売店さんのマインドも変わってきています」(中村氏)

さらにカスタマーにとって安心なのは、業界最多水準を誇る「カーセンサーアフター保証」だ。エンジンやミッションのほか、故障の多い電気系統部品もカバーしているのが特長で、その保証範囲は237項目に及ぶ。料金は保証期間に応じて選ぶことができ、最長で3年(輸入車は2年)。期間内は無制限保証、修理負担もゼロ円という手厚い内容で中古車への不安を払拭する。

カーセンサーのようなカスタマー重視の取り組みにより、中古車を安心して買うことができるようになった昨今、改めて中古車の魅力とは、どのようなところにあるのだろうか。中村氏は「中古車にも目を向けると、クルマ選びの幅が大きく広がる」と言う。

「今では生産されていない車種を見つけたり、新車だったら到底手の出ない高級車を買えたりするのが中古車の魅力です。たとえば予算を100万~150万円のレンジと考えたとき、新車ならコンパクトカーや軽自動車になってしまうところ、中古車であればベンツやポルシェだって、ものによっては視野に入る。あるいは、幼い頃に両親と一緒に乗ったクルマにもう1度乗ってみたいという願いだって叶えられる」

選んだ後のカーライフががぜん面白くなるのも中古車の良さだ。

「ただ、弊社としては必ずしも中古車にこだわるわけではありません。先述のように、現在はクルマとの触れ合い方が変わってきている時代。新車中古車という枠組みを超えて、カーシェアやレンタカーを集中的に利用する人もいる。そうした中で、私たちはクルマとどう触れ合うことが人生を豊かにしてくれるのか。今後、そうした情報をもっと発信していきたいと考えています」(中村氏)

ユーザー視点に立った取り組みを次々に仕掛けることが奏功してか、カーセンサー.netを訪れるUU(ユニークユーザー)も右肩上がりを示している。自動車市場活性化のために、カーセンサーの変革はまだまだ続いていく。

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