日本ユニシス

社会のため、企業のため、日本ユニシスの
「ビジネスエコシステム」が拡大中

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クライアントのニーズをはじめ困難な業務に対しても、決して逃げることなく取り組み続ける。そんな社員の人柄の良さも、業界から高い評価を得ている日本ユニシスは現在、ビジネスエコシステムを推進させるため、社内においてさまざまな改革を行っている。

たとえば、これまで社内には納期を守らなければいけない、予算を守らなければいけないというレビュー文化が存在した。しかしそうした中からは自由な発想による新しいビジネスは生まれてこない。そこで社員一人ひとりが主役になり、「誤解を恐れずにいうならば妄想」(平岡氏)を出発点にして事業化に向けて取り組んでいいという雰囲気を根付かせた。

また上司たちにはレビュー文化だけでなくコーチングやバイモーダルな文化を取り入れ、組織の壁も壊すことで連携しやすい組織設計へと変えた。経営陣は情報発信を積極的に行うことで、いま企業が求めていることや目指すべき方向を明示した。

その一つが、コーポレートステートメントの「Foresight in sight」だ。不透明な未来を予見し、見える化してプラットフォームを進化させる力、すなわち予見力という新しいアセットを磨いていくという。こうした取り組みにより、社内では積極的に新しいことへ取り組もうという文化が育まれるようになった。ある社員からは「ここまで経営が本腰を入れて取り組んでいるなら、あとは僕らの問題ですね」と自分事として捉える声も聞こえるようになってきているという。

アメーバのように増殖し進化を続ける
ビジネスエコシステム

日本ユニシスが手掛けたビジネスエコシステムの一つに「バリューカードモール」がある。私たちが日頃コンビニエンスストアで目にするプリペイドカードだ。決済手段を持たない若年層の利用によって火が付いたバリューカードモールだが、小さく産まれたビジネスは今なお進化を続けている。

サービスを開始した当初は使い切りのクローズド型サービスだったバリューカードは、リチャージして再び使うことができるクローズド・ループ型のサービスになった。そこにクレジット機能を付帯させることでオープン型のサービスとなり、リチャージができるようになるとオープン・ループ型へと進化。今ではそのチャージポイントがコンビニで使えるようになったり、カードからデジタルコードに変えて電子マネーにしたりするなど、アメーバのようにエコシステムの増殖を続けている。最初は5種類のプリペイドカードで小さく始まった事業が100種を越え、ビジネスエコシステムによって大きく育った好例だ。

こうした取り組みを今後も日本ユニシスは加速させていく。大切なのは失敗を恐れずチャレンジを続ける姿勢。「失敗の数は成功のKPI」(平岡氏)と捉え、社会課題の解決に向け日本ユニシスの挑戦は、これからも続いていく。

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