人工知能×IoTで
テレビの未来はどう変わる

二つ目の大きな特徴は、4Kビデオオンデマンドやゲーム、生活情報など多彩なアプリを追加して楽しめることだ。『ココロビジョン』は、テレビへの表示や操作方法などが最適化されたAndroid TV^TMを搭載しており、Google^TM アカウントを入力することで、VOD、ゲーム、生活情報などのテレビ向けアプリケーションをGoogle Play^TMストアの中から、自由にダウンロードして楽しむことができる。高画質の4K解像度の視聴に対応したVODアプリも用意されており、すでに使っている『AQUOS』で高画質の映像を楽しむことも可能だ。

文字入力することなく
リモコンで音声検索も

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マイクに話しかけることで『AQUOS』や『AQUOSブルーレイ』も操作できるリモコン

そして、三つ目の大きな特徴は、リモコンひとつで『AQUOS』の操作も音声検索もまとめて簡単に操作できることだ。同梱のリモコンひとつで『AQUOS』、『AQUOSブルーレイ』などのAQUOSファミリンク機能に対応した機器を操作できるうえ、各リモコンに持ち替える必要がなく、画面の切り替えもスムーズに行うことができる。さらにリモコンのマイクに話しかけることで『ココロビジョン』内のアプリコンテンツを音声検索ができ、接続している『AQUOS』や『AQUOSブルーレイ』内の番組表や録画リストの検索も簡単にできる。また、リモコンにはアプリケーションをすぐに起動できるダイレクトボタンが搭載されているため『COCORO VISION』、『COCORO VIDEO』はもちろん｢NETFLIX｣や｢YouTube^TM｣もボタンを押すだけでアプリを起動することができるようになっている。

｢『ココロビジョン』は、AIで学び、人感センサーで気付き、声と画面で教えてくれるのが基本機能となっています。中でもAIは使うたびに学習するもの。つまり、長く使っている中でサービスが追加されたとしても、そのサービスにもマッチングしてくれる。まさに、ユーザーにフィットするタイミングでサービスを提供する、ユーザーに寄り添うことを目的とした新しいサービスなのです｣(渥美氏)

テレビにとどまらず、人々の
生活を大きく変えていく

実は、シャープが目指すところは、それだけではない。『AQUOS』にとどまらず、生活家電やスマホなどにネットワーク接続し、AIとIoTの利点をさらに追求していく方針だという。渥美氏は、こう強調する。

｢新しいテレビの楽しみ方とは、テレビ番組を楽しむだけではありません。AI、IoTでテレビをはじめ、生活家電やスマホがネットワークにつながれば、将来、私たちの生活が大きく変わっていくはずです。その意味で『ココロビジョン』は、これからのテレビの未来を切り開くまったく新しい取り組みを象徴する商品でもあるのです｣

AI、IoTは今、周知のように急速なスピードで進化しつつある。シャープはそのトレンドの中で、一つの答えを導き出したと言える。『ココロビジョン』は、まさにこれから到来する新しいIT社会に欠かせない存在となっていくだろう。

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