「パンばかり食べる人」がひそかに陥る不調 小麦の多い食生活は簡単なコツで変えられる
【表現の変更について】初出時に「グルテンが、腸に穴を開けてしまう」「これが腸の表面に薄く付着することで」という表記をしていましたが、誤解を招く恐れがありました。そのためこれらの部分を正確な内容に修正しています(11月15日16時04分)。
頭が重い、肩こり、疲れがとれない、集中できない。メタボ、糖尿病、肌荒れ、不眠、生理不順、ボケ、食事のあとの下痢――。
医者から「異常はありません。ストレスはためないでくださいね」と言われ、対処法も見当たらず、あきらめてしまった持病はありませんか?
実は、あなたの不調の原因は、もしかしたら「毎日のパン」にあるかもしれないのです。
小麦の成分「グルテン」が原因かも
近年、小麦に含まれるたんぱく質「グルテン」が、脳に炎症を起こし、腸に小さな穴を開けると注目されています。米国でベストセラーになった神経科医デイビッド・パールマター氏などがその著書の中で指摘しています(邦訳『「いつものパン」があなたを殺す』)。世界屈指のテニスプレーヤー、ジョコビッチが実践し、話題になった小麦抜き食事法「グルテンフリー」という言葉を聞いた人もいるかもしれません。
ケーキやラーメン、パスタ、うどん、クッキー、菓子パン……。小麦粉の食品は私たちの生活に深く入り込んでいます。知らず知らずに、グルテンを大量に摂取しているのが現代人の食生活です。それだけではありません。
そんな間違った情報や思い込みが一般に広がっています。では、いったいなぜ、これほどの症状が現れてしまうのでしょうか。
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