常時最新の機能と拡張性を両立
クラウド・SaaS型ECサイト構築システム
『えびすマート』

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基幹システムとも連携 EC市場の発展にも貢献

『えびすマート』はかつてパッケージで提供していた同社のシステムを、2010年にSaaS型として大幅にリニューアルしてリリースしたものだ。発売以来まだ3年あまりだが、すでに200社が利用するなど高い支持を得ている。「現状に甘んじず、さらなる普及を目指しています。また、当社のみならず、社会のニーズに応える仕組みづくりも積極的に進めています」(三石氏)。

たとえばAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)を利用したデータ連携もそのひとつだ。『えびすマート』は、他社の基幹システムや物流システム、在庫管理システムなどと容易にAPI連携できる。ECサイトと実店舗のPOSレジを結ぶシステムなども実現可能だ。「大手SIerのほか、各種のシステム開発を得意とする会社、Web制作会社などから、自社のサービスと連携して『えびすマート』を顧客に提案したいという声も数多くいただいています」(三石氏)。ITのプロからも高く評価されている証しであろう。

サポート体制、セキュリティ対策も万全だ。サポートはコールセンターではなく、ユーザーごとに専任のスタッフがつく。メールや電話で対応、突発的な問題が起きた場合でも安心できる。

セキュリティも、顧客の大切なデータを守るため、システムレベルから運用レベルまで万全を期す。ネットワークへの侵入防止策、セキュア部分(データ領域)の隔離はもちろんのこと、セッションジャック対応、クロスサイトスクリプティング対応、IPアクセス制限など、WEBシステムに必要な最新のセキュリティ情報へのキャッチアップとフィードバックを日々行う徹底ぶりだ。

インターファクトリーはこの3月、SMBCベンチャーキャピタルから8000万円の資金を調達した。これを機に開発強化や人員増強をさらに進める計画だ。「社会からの信頼を獲得し、3年後にはIPO(株式公開)を目指しています。そのためにも、来期は今期の2倍の売上目標を掲げています。さらに10年後には、『えびすマート』利用企業による流通総額2兆円を実現したいと考えています。ECになくてはならないプラットフォームになるのが当社のミッションです」と、三石氏は意気込みを語る。その言葉どおり将来にわたるパートナーとしてふさわしい企業と言える。