都心の新しい住まいのかたち
サービスアパートメントが作る上質な日々

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イベントや地域との連携で築いた
居住者同士のコミュニティ

上林氏がつねにアンテナを張り巡らせているのは、生活にかかわってくる細かな情報の収集だ。「たとえば朝一番で天気予報を確認し、午後から雨が降りそうであれば、あらかじめフロントに傘を用意しておきます。居住者の方がお出かけの際にこちらから声をかけ、傘をお持ちでなければお渡しするわけです。相手のことを考え、先回りすること。それをできるのが、真のおもてなしではないでしょうか」。

東京慈恵会医大病院との連携により、健康相談などに医師が対応。医師の不在時にも、バイリンガルの看護師が待機する

こんなエピソードもある。2001年に竣工した愛宕グリーンヒルズフォレストタワーの課題は、居住者同士、そして居住者と地域とのコミュニケーションづくりだった。そこで、まず上林氏はゴルフバッグを肩にかけてフロント前を往来する居住者を頭の中でリストアップし、彼らに「愛宕グリーンヒルズでゴルフコンペをやりませんか」と持ちかけてみた。答えは、ほぼ全員がイエス。バスをチャーターして総勢42名が参加するゴルフコンペの開催に成功し、一気に居住者同士が打ち解けて、家族ぐるみの交流へ発展していった。なお、現在このコンペはMORI LIVING全体のゴルフコンペへと変貌を遂げ、今春の大会で12回目を迎えるに至っている。

愛宕神社などの近隣施設と連携した独自イベントも多数行い、居住者のコミュニティづくりを盛り上げている

また、隣接する青松寺や愛宕神社の協力を得て、年末年始に除夜の鐘つきと初詣をセットにした地域との連携イベントを開催するなど、点から面へのコミュニティづくりにも力を入れた。その結果、コミュニティの結束力と盛り上がりは、4拠点あるサービスアパートメントの中で「愛宕がナンバーワン」と言われるようにまでなっている。春には花見ウォーキング、夏は東京湾大華火祭鑑賞、秋は座禅体験、冬にはデリバリーサンタクロースなど、四季折々の情趣あるイベントを居住者が心待ちにしている状態だという。近々、名残惜しくも上林氏は愛宕を去る予定だが、そのきめ細やかなバトラー精神を余すことなく受け継いでいるほかのスタッフが、今後もよりいっそう魅力的なコミュニティを創り上げていくことだろう。

42階からの眺望を楽しみながらトレーニングが行えるスパ。ハイグレードな施設とサービスが用意されている

サービスアパートメントは、東京への出張、赴任の滞在先としての利用のほか、自宅のリフォーム・建て替え時の一時住まいや、執筆・創作活動のためのセカンドハウスなど、さまざまなニーズに応えることができる理想的な住まいだ。利便性、安心、安全、快適という住宅に求められる条件を満たしたMORI LIVINGのサービスアパートメントでは、ホテルやウィークリーマンションとは別格の、ぬくもりのある都市生活を堪能することができるだろう。

 

森ビル