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「性犯罪の厳罰化」はいったいなぜ必要なのか 強姦罪は強盗罪よりも処罰が軽かった?

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現役弁護士が議論のポイントを整理します(写真:Graphs / PIXTA)

性犯罪の厳罰化をにらんだ法改正の動きが出ている

強姦罪や強制わいせつ罪など性犯罪の厳罰化をにらんだ法改正の動きが出てきています。

9月中旬、法務大臣の諮問機関である法制審議会が金田法務大臣に対して性犯罪の厳罰化等に関する答申を行いました。性犯罪に関する刑法のあり方については、これまでも多くの議論があったところです。今回の答申を受けて国会で刑法改正について審議される予定です。

今回の答申の主な内容は、以下のとおりです。

①法定刑の引き上げ(例:強姦罪について懲役3年以上から懲役5年以上)
②強姦罪において、男性も被害者とする(現行法でも強制わいせつ罪については男性も被害者となります。)
③18歳未満の者に対して親などの監護者がわいせつ行為などをした場合、強姦罪等に問うことができる条文を新設する
④被害者の告訴がなくとも罪に問える非親告罪化

 

これらの改正点については、人によって、またそれぞれの改正点によって、さまざまな意見があることでしょう。これまでの刑法は何が問題だったのか、改正点のポイントはいったい何か。順に解説していきます。

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【強姦罪の下限を懲役5年以上へ】

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