プルデンシャル

ニーズの多様化に応え成約実績が急増中
いま「生命保険」×「信託」が注目される理由

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生命保険の「信託契約」が当たり前になる時代が来ることを期待しています。

―――「生命保険信託」は、一般的な生命保険と比べてどのようなメリットがあるのでしょうか。

なごみFP事務所
ファイナンシャルプランナー
竹下さくら
Sakura Takeshita
兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学商学部にて保険学を専攻。損害保険会社の営業推進部および火災新種業務部を経て、子会社の生命保険会社に出向し引受診査部門を担当。1998年よりFPとして独立、現在に至る。CFP®(国際ライセンス)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)

竹下●一般的な生命保険はお金を残すだけでおわってしまいます。それに対して「生命保険信託」は、保険金を受け取った後のことまで指定することができます。

離婚率の高まりなどにより、シングルマザーやシングルファーザーが増えています。自分が亡くなった後、小さなお子さんに大きな保険金が残されることでトラブルの元になることもご心配でしょう。また、障がいのある子どもがいる方にとっては「親なき後」のお金の管理も切実な問題です。「老老介護」と呼ばれる世帯も増加しています。「生命保険信託」は、これらの不安に対し、契約者が責任を果たすとともに、保険金をこう使ってほしいという、契約者の「思い」を確実に実現できるのが大きな特長です。

一つの保険契約しかなくても、ご主人が亡くなった後、奥様だけでなく、ご主人のご両親にも保険金を残すといったことも「生命保険信託」なら可能です。生前お世話になった親族に、保険金を届けるといったこともできます。

今後はますます、保険金の使途に関心を持つ人が増えてくると思います。

―――最近になって、「生命保険信託」の成約ペースに勢いが増しているようです。その背景にはどのような理由がありますか。

竹下●何より、利用しやすい商品が登場したことが挙げられます。
「生命保険信託」が誕生して5年あまりになりますが、これまでは利用が進んでいたとは言えません。従来の商品は、最低保険金額のハードルが高く、どちらかと言えば、富裕層向けの商品だったと言えるかもしれません。

昨年、生命保険系列の信託子会社が設立されたこともあって、最低保険金額の条件もなく、手数料も手軽な商品が登場し「生命保険信託」の敷居がぐんと低くなりました。定期保険と組み合わせれば、保険料の負担を抑えることもできます。

一人親世帯が増加する中で、本当の意味で多様なニーズに応える仕組みができました。

―――「生命保険信託」の将来像について、どのような期待をされていますか。

竹下●「生命保険信託」のニーズは、今後ますます高まっていくと考えられます。すべての生命保険に信託契約を設定できるようになるといいですね。

プルデンシャル生命が発売を始めたリビング・ニーズ特約(被保険者が「余命6カ月以内」と判断される場合、存命中に死亡保険金を支払うサービス)が、1992年に日本で誕生したときも、前例がなく、自社への導入をためらう保険会社もありましたが、今では、どの会社でも当たり前に提供するようになりました。

「生命保険信託」についても、業界全体が行動することで、誰もが自然に利用できるサービスになることを期待しています。

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