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いばらき

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空港や高速道路はもちろん、最近では港湾の充実が注目を集めている茨城県。2015年11月には、日立港区へLNG船が初めての入港を果たした。
同港区は、メルセデス・ベンツの日本への輸入港の一つにもなるなど、国内外問わずさまざまな企業ニーズに応えられる機能を備えている。

県内港湾を活用した新たなトピックも生まれている。昨年11月には、日立港区で建設中の東京ガス日立LNG基地に、液化天然ガス(LNG)を積んだ船が初めて入港した。同社は、天然ガスの需要の増加に対応した製造・供給インフラの柱として、同基地の建設を進めており、16年3月の本格稼働を目指している。

港湾、高速道路、いずれのアクセスにも恵まれる茨城県の利便性を活用したビジネスも成長中だ。ドイツの高級自動車メルセデス・ベンツの日本への輸入港の一つが日立港区だが、そのモータープール(販売店に出荷するまでの保管場所)を運営するカーレポは昨年12月、県北の宮の郷工業団地に新たな拠点を竣工した。同工業団地では、日立造船が11月にバイオマス発電所を完成させたばかりと、さまざまな企業から支持されていることがわかる。

広域交通ネットワークではこのほか、首都圏3番目の空港である茨城空港が旅客数を順調に伸ばしている。鉄道については、つくば―秋葉原駅間を最速45分で結ぶつくばエクスプレス(TX)が開業10年を迎え、乗客数も毎年増加。伊勢志摩サミットに併せた「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」の開催地に決定するなど、世界的な研究機関の集積地として、大きな注目を集めることになりそうだ。また、15年には上野が終点だったJR常磐線が東京駅・品川駅に直接乗り入れる「上野東京ライン」が開業し、東海道・関西方面とのアクセスが大幅に向上した。

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