マクドナルド、ついに100円商品を値上げ ビッグマックがモスバーガーより高くなる店も

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日本マクドナルドホールディングスは4月18日、新たな価格戦略を発表した。

主眼は200円以下の価格帯のメニューを充実させること。一方では、来年4月にも実施される消費増税を踏まえ、5月7日から全国のマクドナルドで100円の「ハンバーガー」など低価格メニューを恒常的に値上げ。さらに一部店舗では、実験的に「ビッグマック」や「てりやきマックバーガー」についても価格を引き上げる。

この結果、マクドナルドの一部店舗ではビッグマックの価格が330~360円(消費税込み、以下同じ)となり、競合するモスバーガー(モスフードサービスが運営)の主力商品「モスバーガー」(320円)を超える価格となる。

100円メニューが120円に20%値上げ

今回、マクドナルドが発表した価格戦略は2つある。

ひとつは連休明けの5月7日からスタートする「Value Picks」(バリューピックス)だ。100円~200円の商品群を充実させる。

目玉商品は、ダブルチーズバーガーよりチーズが1枚少ない新商品「マックダブル」(190円)の投入と、「ポテトSサイズ」(旧価格190~230円、新価格150円)の値下げ。1月4日に値下げ済みの「チキンマックナゲット5ピース」(旧価格250~290円、新価格190円)も、今回のバリューピックスのラインナップに組み入れる。

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