2016年度採用で何が起きたか?
常見 陽平(以下、常見):本日はよろしくお願いします。
一同:よろしくお願いします。
常見:まず、4年生にお伺いしたいのですが、就活、どうでした?
女子学生A(中央大学総合政策学部 大手ITサービス内定):長かったですね。 3月開始で8月までって、やっぱり長いですよ。特に7月は中だるみ感がありました。
女子学生B(東京女子大学 フィットネスクラブ内定):やっぱりとにかく長かったですねえ。今年1月からマスコミが始まって……。昨年10月くらいからマスコミを目指す塾のような講座を受けていたので、実質10月から動き始めていました。今の内定先からは今年6月半ばに内定が出たのですが、8月も受けていたので……。とにかく長かった!
常見:マスコミの人たちは、就活時期の問題を報道しまくったクセに、自分たちはしっかりフライングしているんですよね(笑)
女子学生A:超大手でも選考が早い企業は3月末にエントリーシートの締め切りがあり、畳み掛けてきます。ゼネコンは早かったですね。大学の先輩から「来ない?」と連絡があって、その後、10回くらい呼び出されました。インターンをしていたシンクタンクからは6月に内定が出ました。インターン青田買いみたいなものですね。
ただ、本命が8月まで始まらないので待たされましたね。「一緒に働きたいな」「ぜひ来てほしいな」とよく言われましたが、本当に内定が出るのかわからず焦りました。精神的にはそんなに辛くはなかったものの、行き先の決まらない、中途半端な何をすればいいかわからないこの期間は嫌でした。
常見:あぁ……。なかなか終わってくれないという。
女子学生A:6月に内定を出した大手を辞退する人は、人事部長とお食事でしたね。6月に内定を出しきって、8月1日からは辞退者の補填だったそうです。内定先は8月1日以降に2回の面接で4日に内定が出ました。
常見:人事部長、どれだけ食事したんでしょうね。
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