カタルーニャとスコットランドの新局面

分離・独立運動が一歩前進へ

 9月28日、スペイン・カタルーニャ自治州議会選挙における独立賛成派の勝利を受けて、カタルーニャと、英スコットランドの分離・独立運動は新たな局面に入ろうとしている。写真は27日、 自治州議会選挙後に支持者にアピールする、カタルーニャ独立賛成派を率いるマス同州首相(中央)(2015年 ロイター/Sergio Perez)

[エジンバラ/マドリード 28日 ロイター] - 27日のスペイン・カタルーニャ自治州議会選挙で、独立賛成派が勝利した。これを受けカタルーニャと、英スコットランドの分離・独立運動は新たな局面に入ろうとしている。

カタルーニャとスコットランドの独立賛成派はいずれも圧倒的多数の住民の支持を得ているわけではない。中央政府や企業、銀行、欧州連合(EU)当局もおしなべて反対しており、今後も険しい道のりが続く。

カタルーニャの独立賛成派を率いるマス同州首相は選挙結果を踏まえ、独立に向けて動くことに民意があると発言したが、スペインのラホイ首相は分離・独立を問う住民投票実施は認めない構えだ。

独立賛成派は選挙前、勝利すれば1年半以内の独立宣言ができるとの考えを示していた。

しかしより現実的なのは、総選挙を控える中央政府と交渉する方法だろう。うまくいけば税制面でより有利な待遇を受けたり、連邦制のような関係を築ける可能性もある。

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