無人機による監視がサイの密猟を防ぐ!

<動画>コストを抑えて広範囲を監視

音量にご注意ください(ナレーションの日本語訳が下記の本文です)

惨殺されて角を切り取られたサイ・・・このような光景は、ますます一般的になっている。

南アフリカの密猟者は、2008年以来、3000頭近いサイを殺しており、運動家は種が絶滅するかもしれないと恐れている。

しかし、バルセロナでのカタルーニャ工科大学からの技術者は、これを防止する役に立てるものがあると話す。

その結論とは、ドローン(無人飛行機)だ。スペインのドローン企業の「HEMAV」は、「ケロス1」を開発したが、チームの一員であるアルナウ・ガルシアは、これが大規模な国立公園で有効な密猟防止ソリューションとなると言う。「現在、国立公園は二つの大きな問題を抱えています。一つは、サイと無許可の侵入者の発見です。今までは、ヘリコプターや飛行機で行われてきたが、これは非常に高価なのです。もうひとつは、木々の下に隠れている人が、飛行機からは見えないことです。ドローンを使えば撮影した写真だけでなく、熱によって生物の存在を知らせるレポートを作成して地上のレンジャーに送信できます」。

発泡スチロールで作られたドローンは毎時50キロの風の中でも飛ぶことができ、バッテリ寿命は1時間もつ。ドローン1台に1万ドル以上の費用がかかるにもかかわらず、HEMAVイノベーション・マネジャーのカルロス・フェラーズは、他の密猟防止法よりも安価だと言う。「国立公園が3カ月のヘリコプターのレンタルに費やすお金があれば、当社はドローンで上空をいっぱいにし、技術をより有効に使用できます。一地域を監視するのには、2~3人の乗組員が必要になりますが、当社が公園の特定地域にドローンを配置すれば、わずか数時間もしくは数分で、公園の完全な監視を実現できるのです」。

HEMAVは、アフリカ、南米、アジアの国立公園と交渉中で、個々の公園のニーズに合わせてモデルを設計する予定である。同社は、今週のボツワナの会議においても、密猟抑制ために空が注目されることを望んでいる。

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