やりっぱなし研修撲滅宣言

『人材育成担当者のための 絶対に行動定着させる技術』 

満足度の高い研修をするのは簡単?

人材育成担当者は「流行の研修」で人気のあるテーマを追い、参加社員の満足度の高い「カリスマ講師」を探す。研修で講師は情熱的に語り、感動させ、最後に盛り上げて社員が「参加してよかった」と成長を実感させようとする。

そして研修終了後には「Q1 この研修の満足度をお答えください。○大変満足 ○満足 ○ふつう ○やや不満足 ○不満足」、「Q2 その理由をお聞かせください。」という受講後アンケートで研修の効果を測ろうとする。満足度が高ければ、人材育成担当者と講師に高い評価が与えられ、その研修は続けられることになる。

ほとんどの企業がこういう研修を実施しているはずだ。研修の効果測定は難しいので、受講後アンケートによって満足度を測っている企業は多い。

講師にとって研修参加者の満足度を上げるのは比較的簡単だ。著者は「管理職やリーダー研修の場合、自分のことを話す時間が多いほど、満足度は上がる傾向にあります。また、若手の場合、最後に発表で盛り上げるなどフィナーレを感動的にすると、満足度は上がる傾向にあります」と書いている。

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