「褒めて育てる」では自信は生まれない!

最新「自信の研究」から読み解く

(写真:miya227 / PIXTA)

日本での発売から約ひと月、『なぜ女は男のように自信をもてないのか』(クレア・シップマン、キャティー・ケイ著 田坂苑子・訳)という本が話題になっています。

ニューヨークタイムズ紙のベストセラーにランクインした注目の一冊で、アメリカではこの本をきっかけに、「自信論争」が巻き起こったそうです。

タイトルからは一見、働く女性を応援する自己啓発書のような印象を受けますが、それは大きな間違い。

中身はじつにクールで論理的で科学的。原題は「THE CONFIDENCE CODE」。「自信の科学」とも言うべき内容で、政財界・ビジネス界のビッグネームへのインタビューを皮切りに、心理学、脳神経学、遺伝子学などあらゆる面から、自信について調査されています。

職場で「見るからに自信たっぷりだけど、言ってることはイマイチな人」が、「謙虚でつつましいけれど、有能で人望がある人」よりも、結局のところ評価されて、出世していく光景を見ることはないでしょうか?

ビジネスにおいて「自信」と「能力」、どっちがどれぐらい重要なのか?生まれつき「自信」のある人はいるのか? それとも後天的に身につくものなのか?「自信」と「プライド」と「自分への信頼」は、何が違うのか?

そうした、自信にまつわる疑問について、次から次へと丹念に粘り強く取材を重ねたノンフィクション。英国と米国のトップジャーナリスト2人による共著の形をとっています。

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