ホンダが新EVブランド「ゼロ」シリーズを投入する。同社が「第二の創業」と位置づけるその真意とは。
『週刊東洋経済』3月2日号の第2特集は「ホンダ『ゼロ』の正体」。EV戦略の最新リポートや三部敏宏社長のロングインタビューをお届けする。
【配信予定】
2月23日(金)
ホンダ社長「テスラ・BYDが独走すると思わない」
EV販売台数“世界28位”のホンダ 反撃戦略の全貌
2月24日(土)
ホンダの命運を握る車載電池の提携ネットワーク
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2月24日(土)
ホンダの命運を握る車載電池の提携ネットワーク
ホンダがEV(電気自動車)新ブランド「Honda 0(ゼロ)シリーズ」を発表した。2026年にセダンタイプ「SALOON(サルーン)」を投入。20年代後半〜30年代にかけて大きくS・M・L3つのサイズで複数車種を展開する。
コンセプトは「薄く、軽く、賢く」。F1で培った空力性能や車体の軽量化を駆使して電費性能を追求し、自動運転や独自開発OS(基本ソフト)など最先端の技術を盛り込む商品群となる。
さらに、ホンダはゼロの投入と合わせEVを起点とした事業変革も図ろうとしている。開発領域を広げ、ソフトウェアや電池を通じたサービスの可能性を模索。造って売る、が基本だった既存モデルからの脱却へ向かう。
ただ、日本勢唯一の脱エンジンを掲げるホンダだが、現状はEV販売で世界の競合に後れを取っている。乾坤一擲(けんこんいってき)で送り出すゼロにより反攻に転じられるのか。
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