ジャケットの下のセーターが野暮ったい人の盲点 ビジネスシーンで使えるニットアイテムの選び方

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(写真:jessie/PIXTA)

「スーツ以外」のビジネスウエア定着に伴い、残念な着こなしも増えています。なかでも真冬のオフィスでは、ジャケットを脱いだ瞬間、重ねていたセーターやカーディガン姿が、野暮ったくなる人も少なくありません。

「ジャケットを脱いだ途端に、違和感がある」という経験はありませんか。これは試着の段階で、ニットアイテムの色は意識したけれども「生地感」という視点が欠けているときに起こるもの。

そこで今回は、ビジネスシーンで失敗しない「セーターやカーディガン生地を見分けるコツ」について、のべ5134人のビジネスマンの買い物に同行してきた服のコンサルタントが解説します。

「ヤギの毛」であるカシミヤの特徴

セーターやカーディガンのような編み物はニットアイテムと呼ばれ、「ジャケットに挟む着こなし」も一般的になりました。ところが値札にある素材表記については、ピンときていない方も多いようです。

「高級感といえば、ウールよりカシミヤ」というイメージは、誰もが理解するところ。またウールとカシミヤが混ざったセーターもよく見かけますよね。ですがアクリルやナイロンといった化学繊維については、その特徴をイメージしづらいのではないでしょうか。

生地の特徴を理解することで、セーターやカーディガンの選び方もガラッと変わるため、まずは見落としがちなカシミヤの特徴についてお伝えします。

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